1. 導入
1.1 概要
このドキュメントは Garmin デバイスと通信するために使用する Garmin デバイスインターフェースを説明します。このデバイスインターフェースは、ウェイポイントやルート、トラックログ、近接ウェイポイント、衛星軌道要素などのようなデータの双方向転送をサポートしています。以下の章ではインターフェースプロトコルやデータ型の詳細説明を行い Garmin デバイス間の違いを違いを示します。
1.2 用語の定義
どこのドキュメントにおいて「デバイス」とは Garmin が提供するデバイスを示し、「ホスト」は Garmin 提供のデバイスと通信するデバイスを意味します。通常ホストはパーソナルコンピュータですがそれである必要性はありません。
1.3 データ型の仕様
この文章における全てのデータ型は C プログラミング言語を使用して表されています。C 基本データ型、Garmin 基本データ型、デバイス固有のデータ型については 7 章に記載しています。限定されたスコープを持つデータ型はこのドキュメントの最初の章 (通常それが紹介されたのと同じ章) に記述されています。特に明記しない限り、不正なデータを受信したソフトウェアの動作は未定義です。