Jython of Python 2
Jython の導入
Jython は以下の手順で Scripting API から利用できるようになります。
- The Jython Project から
jython_installer-x.x.x.jar
をダウンロードします。これにはインストーラ機能が付いていますが、Scripting API から使用するだけならjython.jar
があれば十分なので解凍して取り出します。 - jsr233-engines.zip をダウンロードして
/jython/build/jython-engine.jar
を取り出します。 - この二つの JAR ファイルを
${java.home}/lib/ext
,${jre.home}/lib/ext
のそれぞれにコピーします。
Scripting API は Java の拡張機能機構を使用しているためライブラリさえ導入してやればコードで何かをする必要はありません。
導入が済んだら ScriptBox をダウンロードしてローカルJython は独自のクラスローダを使用するためサンドボックス内では実行できません。で実行を確認してください。
備考
- スクリプトをバイトコードに変換するためパフォーマンスが良い (ただし初回実行は遅い)。このため内部でクラスローダを使用しておりアプレットや Java Web Start のようなサンドボックスで実行はできない。
- 標準出力がハンドルできず System.out に回されてしまう。ScriptEngine を構築した後に
sys.stdout
を設定しなければならない? (参照)