社会心理学

Takami Torao
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  • エコーチャンバー効果 (echo-chamber effect)

    同じ意見の人間だけで話し合っているうちに、その意見が正しいとみんなが信じてしまうこと。エコーチャンバー現象

  • 循環報告 (circular reporting)

    ある情報が複数の情報源に由来するように見えているが、実際にはその背後で一つの情報源から発せられていること。循環報告

  • ストローマン論法 (straw-man argument)

    相手の意見の反論しやすい部分のみを恣意的に引用したり、歪めて引用した内容に基づいて反論する論法。例として「A することは B だ」という主張に対して、前提部分の反論しやすい部分のみを引用し「A' することが B だという人がいるがそうとは限らない」と相手の主張そのものが間違っているように印象づけるために使用される。

  • 自転車置き場

    原子力発電所と自転車置き場の建設について論議するとき、原子力発電所の建設についてはほとんどの人が分からない事であるため十分に論議されることはなく、自転車置き場のように皆が分かるが重要でない事柄に論議の時間が費やされる大衆心理。ストローマン論法と共通している。

  • スタンフォード監獄実験

    学生らを囚人役と看守役に分けそれぞれ演じさせていたところ、数日で囚人はより囚人らしく、看守はより看守らしく振る舞うようになったと言われる実験。このことから、人は役割を与えられると

行動科学

  • ツァイガルニク効果 (Zeigarnik effect)

    人間は達成したことよりもできなかったことや中断していることを印象深く覚えている現象。中断していることを一旦「達成」として終わらせることで心理的負担の一つを軽減することができる。ツァイガルニク効果

  • マズローの欲求5段階 (Maslow's 5 hierarchy of needs)

    人間の欲求を 5 段階で理論化したもの。1)自己実現の欲求、2)承認の欲求、3)社会的欲求、4)安全の欲求、5)生理的欲求 自己実現理論

  • 公正世界仮説 (Just-World Hypothesis)

    良いことをした人には良いことが、悪いことをした人には悪いことが起きるように世界は公正であるという認知バイアス。悪いことが起きた人に根拠なく「あなたも悪かったのでは?」「何か悪いことをしたからでは?」と自業自得や因果応報を押しつける誤認を引き起こす。公正世界仮説

  • バンドワゴン効果 (bandwagon effect)

    新たに選択を行う人は、既に多数によって選択されている選択肢を選択しやすい。このことから選択が加速的に増加する。逆の現象にスノッブ効果がある。これはすでに多数によって選択されている選択肢はつまらない、個性がないとして別の選択肢を選択する心理。バンドワゴン効果

  • 認知的不協和 (cognitive dissonance)

    矛盾する二つの認知を抱えたときに受けるストレスを、どちらかの認知を変化させる矛盾を解消させたり、新たな認知を導入する事によって納得しようとする心理現象。認知的不協和

    認知1:感情 認知2:感情と矛盾する事実 新たに導入された認知
    ブドウが食べたい ブドウに手が届かない あのブドウは酸っぱいに違いない
    たばこを吸いたい たばこは肺がんになりやすい たばこを吸う人が肺がんになるとは限らない
    交通事故で死ぬ人の方が多い
    従業員を働かせたい 給与が挙げられない 働きがいが重要だ
  • 埋没費用効果 (sunk cost effect)

    過去に行った投資や消費に対して、それらを中止しても戻ってこない費用のことを埋没費用と呼ぶ。これ以上投資をしても無駄だとわかっていながら、過去の埋没費用が無駄になるという事実と向き合うことを嫌い、非合理的な投資を続ける判断を下す。

  • ザイアンスの単純接触効果 (Zajonic's mere-exposure effect)

    過去に行った投資や消費に対して、それらを中止しても戻ってこない費用のことを埋没費用と呼ぶ。これ以上投資をしても無駄だとわかっていながら、過去の埋没費用が無駄になるという事実と向き合うことを嫌い、非合理的な投資を続ける判断を下す。

  • トリプレットの実験

    一人で走るよりも他者と走るほうが速い。単独の試行より競争に寄る試行のほうが成績が良い。他者の存在が結果に影響を与える。社会的促進と呼ばれる特徴を持つ。

    個人の判断のブレが大きい人達を集めて判断すると、次第に判断がおなじになってくる。集団内で暗黙の規範が形成されてくる。その後に個人に戻ったとしても判断はばらつかなくなる。規範的影響、情報的影響に基づく同調 (ただし一時的で本年は変わらないことがある)。同調圧力は個人の医師で制御できない強大なもの。