SIMPLE MAIL TRANSFER PROTOCOL
Network Working Group J. Postel
Request for Comments: 959 J. Reynolds
ISI
Obsoletes RFC: 765 (IEN 149) October 1985
FILE TRANSFER PROTOCOL (FTP)
この記述について
この記述は File Transfer Protocol (FTP) の公開仕様書である。この記述の
配布は無制限である。
以下の新しい追加的命令がこの仕様書のバージョンに含まれている。
CDUP (Change to Parent Directory), SMNT (Structure Mount), STOU
(Store Unique), RMD (Remove Directory), MKD (Make Directory), PWD
(Print Directory), and SYST (System).
この仕様書が以前の版と互換性を保っている事に注意。
1. イントロダクション
FTP の目的は 1)コンピュータのプログラムやデータのシェアを促進する 2)リ
モートコンピュータの (プログラム経由での) 使用を間接的に、もしくは暗黙
的に奨励する 3)ホスト間のファイル保存システムの変化からユーザを保護する
そして 4)確実に、能率的にデータを転送することである。端末のユーザによる
有用なディレクトリを通して、FTP は主にプログラムによりユーザに対してデ
ザインされている。
この仕様書の試みは、maxi-hosts, mini-hosts, personal workstations,
そして TACs のユーザたちの多様なニーズを簡単に満足させ、簡単に実装させ
るためのプロトコルデザインである。
この文章は Transmission Control Protocol (TCP) [2] と Telnet Protocol
[3] の知識を仮定している。これらのドキュメントは ARPA-Internete プロト
コルハンドブック [1] に含まれている。
2. オーバービュー
このセクションでは、履歴、用語、そして FTP モデルが論議される。このセ
クションで定義される言葉は FTP でのみ特別な重要性を持つようなものであ
る。用語のいくつかは FTP モデルに対して非常に特徴的である: 読んでいる
人は単語を再検討している間、FTP モデルのセクションに行くかもしれない。
2.1. 履歴
FTP は長年の間に大きな進化があった。付録 III は RFC の年代別編集で
ある。これらは 1971 年に最初に提案された、M.I.T. (RFC 114) のホス
トで施行するために開発されたファイル転送メカニズムと RFC141 でのコ
メントと論議を含んでいる。
RFC172 はホストコンピュータ (IMPs ターミナルを含む) 間のファイル転
送に対するユーザレベルを原点としたプロトコルを供給している。この改
訂は RFC285 であり、RFC 281 では将来的な変更を提案しているのに対
して、追加的な面から FTP を再評価している。"Set Data Type" 処理の
使用は January 1982 に RFC 294 で提案されている。
RFC 354 は RFC 264 と 265 に obsolute されている。ファイル転送プロ
トコルは ARPANET 上のホスト間でのファイル転送のためのプロトコルと
して現在定義されていた。FTP の主な機能はホスト間で能率的に、確実に
ファイルを転送し、リモートファイルストレージの性能の便利な使用をで
きる様にするように定義されていた。RFC 385
RFC 354 obsoleted RFCs 264 and 265. The File Transfer Protocol
was now defined as a protocol for file transfer between HOSTs on
the ARPANET, with the primary function of FTP defined as
transfering files efficiently and reliably among hosts and
allowing the convenient use of remote file storage capabilities.
RFC 385 further commented on errors, emphasis points, and
additions to the protocol, while RFC 414 provided a status report
on the working server and user FTPs. RFC 430, issued in 1973,
(among other RFCs too numerous to mention) presented further
comments on FTP. Finally, an "official" FTP document was
published as RFC 454.
By July 1973, considerable changes from the last versions of FTP
were made, but the general structure remained the same. RFC 542
was published as a new "official" specification to reflect these
changes. However, many implementations based on the older
specification were not updated.
In 1974, RFCs 607 and 614 continued comments on FTP. RFC 624
proposed further design changes and minor modifications. In 1975,
RFC 686 entitled, "Leaving Well Enough Alone", discussed the
differences between all of the early and later versions of FTP.
RFC 691 presented a minor revision of RFC 686, regarding the
subject of print files.
Motivated by the transition from the NCP to the TCP as the
underlying protocol, a phoenix was born out of all of the above
efforts in RFC 765 as the specification of FTP for use on TCP.
This current edition of the FTP specification is intended to
correct some minor documentation errors, to improve the
explanation of some protocol features, and to add some new
optional commands.
In particular, the following new optional commands are included in
this edition of the specification:
CDUP - Change to Parent Directory
SMNT - Structure Mount
STOU - Store Unique
RMD - Remove Directory
MKD - Make Directory
PWD - Print Directory
SYST - System
This specification is compatible with the previous edition. A
program implemented in conformance to the previous specification
should automatically be in conformance to this specification.
2.2. 用語
ASCII
ASCII 文字セットは ARPA-Internet プロトコルハンドブックで定義され
ているものである。FTP では ASCII 文字は 8ビットコードセットの下位
半分であると定義される (符号ビットが 0 であるような)。
アクセスコントロール
アクセスコントロールはシステムの使用とそのシステムでのファイルを与
えられたユーザのアクセスを定義する。アクセスコントロールはファイル
への権限のない使用や偶発的な使用を妨げるために必要である。これはア
クセスコントロールを適用する server-FTP プロセスの権利である。
バイトサイズ
FTP では重要な 2つのバイトサイズがある。ファイルの論理バイトとデー
タ転送に使われる転送バイトサイズである。転送バイトサイズは常に 8
ビットである。転送バイトサイズは、システムに保存されるデータのサイ
ズもデータ構造の処理のための論理バイトサイズも必要としない。
制御接続
コマンドと応答の交換のための、USER-PI と SERVER-PI 間のコミュニ
ケーションパス。この接続は Telnet プロトコルに準ずる。
データ接続
指定されたモードとタイプにおける、データが転送される全二重接続。転
送されたデータは、ファイルの一部分、ファイル全体もしくはファイルの
数の可能性がある。経路は server-DTP と user-DTP 間、もしくは二つの
server-DTP 間だろう。
データポート
データ接続を開始するための、送信側の転送プロセスからの接続を受ける
データポート上で "listen" する受信側データ転送プロセス。
DTP
データ接続を確立し、管理するデータ転送プロセス。DTP は受信側にも送
信側にもなりうる。
行末
行末シーケンス印字可能な行の分割を定義する。シーケンスはキャリッジ
リターンとそれに続くラインフィードである。
EOF
転送されたファイルの終了を定義している end-of-file 状態。
EOR
転送されたレコードの終了を定義する end-of-record 状態。
エラー復旧
ホストシステムや転送プロセスの失敗のような任意のエラーから復旧する
ためユーザに許される手続き。FTP ではエラー復旧は与えられたチェック
ポイントでのファイル転送再開を行う可能性がある。
FTP コマンド
user-FTP から server-FTP プロセスへの送られる制御情報を含んだコマ
ンドセット。
ファイル
任意の長さ、パス名によって個別に識別された (プログラムを含む) コン
ピュータデータの要求されたセット。
モード
データ接続経由で転送されるデータのモード。モードは EOR と EOF を含
めて転送間のデータフォーマットを定義する。FTP における転送モードは
転送モードの章で記述される。
NVT
Telnet プロトコルで定義されているネットワーク仮想端末 (Network
Virtual Terminal)。
NVFS
ネットワーク仮想ファイルシステム (Network Virtual File System)。
標準的なコマンドと慣例的パス名の標準的なネットワークファイルシステ
ムを定義する概念。
ページ
ファイルはページと呼ばれる独立した部分のセットとして構造化されてい
るかもしれない。FTP は独立したインデックス化されたページとして不連
続なファイルの転送をサポートする。
パス名
パス名はファイルを識別するためにユーザからファイルシステムに入力さ
れなければならない文字列であると定義される。パス名は通常、デバイス
名と/もしくはディレクトリ名、そしてファイル名の仕様を含んでいる。
FTP は標準的なパス名慣例をまだ記述していない。それぞれのユーザは転
送において必要となるファイルシステムのファイル名慣例に従わなければ
ならない。
PI
プロトコルインタープリタ。プロトコルのユーザ側とサーバ側は user-PI
と server-PI で実装されるはっきりしたルールを持たなければならない。
レコード
シーケンシャルファイルはレコードと呼ばれる連続した部分のいくつかと
して構造化されているかもしれない。レコード構造は FTP でサポートされ
ているが、ファイルはレコード構造を持つ必要はない。
応答
応答は FTP コマンドの応答としてコントロール接続経由でサーバから
ユーザに送られる (肯定的もしくは否定的) 通知である。応答の一般的な
形態は終了コード (エラーコードを含む) とそれに続くテキスト文字列で
ある。このコードはプログラムによるユーザのためのものであり、テキス
トは人間のユーザのためである。
server-DTP
通常 "送信側" 状態となる、データポートを "listen" しているデータ接
続を確立するデータ転送プロセス。これは転送のためのパラメータを設定
して保存し、その PI からのコマンドのデータを転送する。DTP はデータ
ポート上の接続を初期化する他、受付のために "受信側" にもなりうる。
server-FTP プロセス
user-FTP プロセスと可能であれば別のサーバと協力してファイル転送の
機能を実行するプロセスもしくはそのセット。この機能はプロトコルイン
タープリタ (PI) とデータ転送プロセス (DTP) からなる。
server-PI
user-PI からの接続のためにポート L 上で "listen" し、コントロール
コミュニケーション接続を確立するサーバプロトコルインタープリタ。
user-PI からの標準的な FTP コマンドを受け付け、応答を送信し、
server-DTP を管理する。
タイプ
データの転送と保存のために使用されるデータ表現タイプ。タイプはデー
タ保存とデータ転送時の間に、任意の変化を意味する。FTP で定義されて
いる表現タイプはデータ接続の章において記述される。
user
ファイル転送サービスを行う人もしくはそれを希望する人のためのプロセ
ス。人のユーザは server-FTP と直接相互にプロセスを行うが、user-FTP
プロセスの使用は、プロトコル設計がオートマトンに行うため実行される。
user-DTP
server-FTP プロセスから接続のためのデータポートを "listen" してい
るデータ転送プロセス。もし 2つのサーバがそれらの間でデータを転送す
るなら、user-DTP は使用されない。
user-FTP プロセス
一つかそれ以上の server-FTP プロセスと協力してファイル転送の機能を
ともに実行する、プロトコルインタープリタ、データ転送プロセスおよび
ユーザインターフェース。ユーザインターフェースはユーザとコマンド対
応対話で使用されるローカルな言語を許可する。
user-PI
server-FTP プロセスとポート U からコントロール接続を開始し、FTP コ
マンドを開始し、もしプロセスがファイル転送の一部なら user-DTP を管
理するユーザプロトコルインタープリタ。
2.3. THE FTP MODEL
上記の定義を考えると、以下のモデル (Figure 1 を見よ) は FTP サービスに
対して図式化されたものである。
-------------
|/---------\|
|| User || --------
||Interface|<--->| User |
|\----^----/| --------
---------- | | |
|/------\| FTP Commands |/----V----\|
||Server|<---------------->| User ||
|| PI || FTP Replies || PI ||
|\--^---/| |\----^----/|
| | | | | |
-------- |/--V---\| Data |/----V----\| --------
| File |<--->|Server|<---------------->| User |<--->| File |
|System| || DTP || Connection || DTP || |System|
-------- |\------/| |\---------/| --------
---------- -------------
Server-FTP USER-FTP
NOTES: 1. The data connection may be used in either direction.
2. The data connection need not exist all of the time.
Figure 1 Model for FTP Use
Figure 1 で記述されているモデルでは、ユーザプロトコルインタープリタが
コントロール接続を開始する。コントロール接続は Telnet プロトコルにした
がう。ユーザの開始において、標準的な FTPコマンドは user-PI によって生
成され、コントロール接続経由でサーバプロセスに転送される(ユーザは、た
とえば TAC ターミナルから server-FTP に直接コントロール接続を確立する。
そして独立して標準的な FTP コマンドを生成し、user-PI プロセスを無視す
る)。標準的な応答はコマンドの応答としてコントロール接続を使って server-PI
から user-PI に送られる。
FTP コマンドはデータ接続 (データポート、転送モード、表示タイプ、構造)
とファイルシステム操作の性質 (保存、取り出し、追加、削除、その他) に対
するパラメータを記述する。userDTP やその指定されたものは、記述された
データポート上で "listen" すべきであり、そしてサーバは記述されたパラ
メータにしたがって、データ接続とデータ転送を開始する。データポートが、
コントロール接続経由の FTP コマンドを開始するホストと同じである必要が
ないことに注意すべきである。しかし、ユーザや user-FTP プロセスは記述さ
れたデータポート上での "listen" を保証しなければならない。また、データ
接続は同時に送信したり受信したりすることに対して使われると言うことも注
意する。
ほかの状況において、どちらもローカルホストでないような2つのホスト間で
ファイルを転送することを望んでいるかもしれない。ユーザは2つのサーバに
コントロール接続をセットアップし、それらの間のデータ接続に対してアレン
ジする。この方法で、コントロール情報は user-PI に渡されるが、データは
サーバデータ転送プロセスの間で転送される。以下はこの server-server 相
互接続のモデルである。
Control ------------ Control
---------->| User-FTP |<-----------
| | User-PI | |
| | "C" | |
V ------------ V
-------------- --------------
| Server-FTP | Data Connection | Server-FTP |
| "A" |<---------------------->| "B" |
-------------- Port (A) Port (B) --------------
Figure 2
プロトコルは、コントロール接続がデータ転送プロセスの状態にある間オープ
ンされていることを必要とする。これは、FTP サービスを終了するときにコン
トロール接続を閉じる要求を行うユーザの責任である。もしコントロール接続
が終了コマンドなしに閉じてしまったら、サーバはデータ転送を以上終了する
だろう。
FTP と Telnet の関係は:
FTP はコントロール接続で Telnet プロトコルを使用する。これは2つの
方法で達成される: 第一に、 user-PI や server-PI がそれらの手順にお
いて直接 Telnet プロトコルの規則を実装している; そして、第二に、
user-PI や server-PI はシステムに存在する Telnet モジュールを使う。
実装のそれぞれ、コードの共有、そしてモジュールプログラミングは2つ
めのアプローチを指示している。効率と独立は最初のアプローチを指示し
ている。実際には、FTP は Telnet プロトコルをほとんど応答しない。そ
れで最初のアプローチは大きなコードの量を必然的に巻き込む必要はない。
3. データ転送機能
ファイルはデータ接続を経由してのみ転送される。コントロール接続はコマン
ドの転送のために使用される。そしてそれは実行されるための機能を記述する。
そしてそのコマンドに対する応答を返す (FTP 応答セクション参照)。いくつ
かのコマンドはホスト間のデータの転送に関係している。これらのデータ転送
コマンドは、どの用にデータのビットが伝達されるかを記述する MODE コマン
ド、そして、データが表現される方法を定義するために使われる STRUcture と
TYPE コマンドを含んでいる。伝達と表現はファイル構造属性に依存している。
そして、もし "Compressed" 伝達モードが使用されたら、詰めているバイトの
性質は表現タイプに依存している。
3.1. データ表現と保存
データは送信しているホストの保存デバイスから受信しているホストの保存デ
バイスに転送される。これはしばしば二つのシステムでのデータ保存方法が異
なるために、データの確実な転送を行うために必要となる。たとえば、
NVT-ASCII は異なるシステムで異なるデータ保存方法を持つ。DEC TOPS-20s
は一般的に、左に正規化された (left-justified) 36ビットワードの 5 つの
7ビット ASCII 文字として NVT-ASCII を保存する。IBM マシーンの MVT-ASCII
は 8ビット EBCDIC コードとして NVT-ASCII を保存する。Multics は 36ビッ
トワードの 4 つの 9ビット文字として NVT-ASCII を保存する。これは、異な
るシステムの間でテキストを転送するときに、標準的な NVT-ASCII 表現で文
字を変換するために望ましいものである。寿送信を行うサイトは標準的な表現
とそれらの内部的な表現とで必要な変換を行わなければならないだろう。
ワード長が異なるホストシステムの間ではバイナリデータ (非文字コード) の
転送を行うとき、表現において異なる問題が発生する。これは、送り側がどの
ようにデータを送信して、受けが我がそれを保存するとしても、いつも解決で
きない。たとえば、32 ビットワード長システムから 36 ビットワード長シス
テムに 32 ビットバイトを転送するとき、これは (効率と有用性から) 後者の
システムにおいて 36 ビットワードを右に正規化された (right-justified)
32 ビットバイトを保存することが望ましい。多くの場合、ユーザはデータの
表現と変換機能に記述するオプションを持つだろう。これは FTP が非常に制
限さえ他データタイプ表現にたいして供給していることに注意する。制限され
た能力のこれを超える望まれた変換は、直接ユーザにより行われる。
3.1.1. データタイプ
データ表現はユーザがデータ表現の記述することにより FTPで処理される。
このタイプは暗黙的に (ASCII か EBCDIC として) もしくは明白に (ロー
カルバイトとして)、"論理バイトサイズ" として参照されるような解釈に
対するバイトサイズとして定義する。これはデータ接続で転送に対して使
用されるバイトサイズ、"転送バイトサイズ" と呼ばれるものについて何も
しないと言うこと、そして2つは混乱されないに注意。たとえば、NVT-ASCII
は 8 ビットの論理バイトサイズをもつ。もしタイプが Local バイトなら、
TYPE コマンドは第2パラメータにローカルバイトサイズを記述する義務を
持つ。転送バイトサイズは常に 8 ビットである。
3.1.1.1. ASCII 型
これはデフォルトのタイプであり、すべての FTP 実装で受け入れら
れなければならない。これは第一に、両方のホストがより便利な
EBCDIC タイプを探しているとき以外に、テキストファイルの転送に
対して目的を持つ。
送り側は内部的な文字表現から標準的な 8 ビット NVT-ASCII 表現に
変換を行う (Telnet 規格書参照)。受け側はデータを標準的な形式か
ら内部的な形式に変換する。
NVT 標準に従い、<CRLF> シーケンスはテキストの行末をあらわすの
に必要なところで使用される (データ表現と保存のセクションの終わ
りのファイル構造の論議参照)。
標準 NVT-ASCII 表現を使うことは、データが 8 ビットバイトとして
解釈されなければならないことを意味する。
ASCII と EBCDIC タイプのフォーマットパラメータは以下で論議する。
3.1.1.2. EBCDIC 型
このタイプは、内部文字表現に EBCDIC を使っているホスト間で効率
的な転送のために用意されている。
転送のために、データは 8 ビット EBCDIC 文字として表現される。
文字コードは EBCDIC と ASCII タイプの機能的な規格の間でのみ異
なる。
行末 (end-of-record --構造の論議参照 -- に対する) は構造を示す
ことの目的で、 EBCDIC タイプではたぶんめったに使われないだろう。
しかし <NL> 文字が使われる必要はある。
3.1.1.3. IMAGE 型
データは転送を行うために、8 ビット転送バイトにパックされた連続
したビットとして送られる。受け取り側のサイトでは連続したビット
としてデータを保存しなければならない。保存システムの構造は、同
じ都合の良い境界 (バイト、ワードもしくはブロック) にファイル
(もしくはレコード増こうファイルに対してはそれぞれのレコード)
のパディングを必要とするだろう。すべてゼロにならなければならな
いこのパディングはファイルの終わり (もしくはそれぞれのレコード
の終わり) においてのみ起こるだろう。そして、もしファイルが読み
出されるときパディングが取り除かれるために、パディングビットを
識別する方法がなければならない。パディング変換は保存サイトで
ファイルプロセスをユーザに可能にするためによく公開されている。
イメージタイプは効果的なファイルの保存、読み出し、そしてバイナ
リデータの転送を目的とする。これは、このタイプがすべての FTP
実装により受け入れられるような推奨である。
3.1.1.4. LOCAL 型
データは省略不可能な2つめのパラメータ、バイトサイズにより指定
されるサイズの論理バイトで転送される。バイトサイズの値は10進整
数でなければならない; デフォルトの値はない。論理バイトサイズは
転送バイトサイズと同じ時には必要とされない。もしバイトサイズに
違いがあるなら、論理バイトは連続してパックされ、転送バイト境界
を無視し、最後にどんな必要なパディングも無視した形で送られるだ
ろう。
データが受け側のホストに届いたとき、論理バイトサイズに依存した
ホストに特有な方法で変換されるだろう。この変換は可逆である (も
し同じパラメータが使われたなら同一のファイルを取り出すことが出
来る)。そしてそれは FTP 実装によって公開されるべきである。
たとえば、36 ビット浮動小数点数値を 32 ビットワードのホストに
送るユーザは、36 の論理バイトサイズのローカルバイトとしてデー
タを送ることが出来る。受け取り側のホストでは、論理バイトが簡単
に操作することが出来ることから、それらを保存することになってい
る; この例では 36 ビット論理バイトを 64 ビットダブルワードにお
くことで十分である。
別の例では、36 ビットワードサイズのホストの 1 組が TYPE L 36
を使うことで互いにデータを送る。データは、9 転送バイトが 2 つ
のホストのワードを運ぶので、 8 ビット転送バイトにパックされる。
3.1.1.5. フォーマット制御
ASCII と EBCDIC は第二のパラメータ (オプション) をとることが出
来る; これは、もしそうなら、ある種の vertical フォーマットコン
トロールがファイルに関連していることを示す。以下のデータ表示タ
イプが FTP で定義されている。
文字ファイルは3つの目的のうちの一つのためにあるホストに転送さ
れる: 出力のため、保存、バックアップのため、処理のためである。
もしファイルが出力のために送られるなら、受け取り側のホストはど
のように vertical フォーマットコントロールがあらわされているか
を知らなければならない。第二の場合は、ホストにファイルが保存で
き、そしてあとで正確に同じファイルにそれを回復されなければなら
ない。最後に、あるホストから別のホストにファイルを移動すること
が出来、過度のトラブルなしに第2のホストでファイルを処理できる
べきである。単体の ASCII や EBCDIC フォーマットはこれらの状況
のすべてを満たさない。それゆえ、これらのタイプは以下の 3つの
フォーマットの一つをみたすため、第2のパラメータを持つ。
3.1.1.5.1. NON PRINT
これは2番目のパラメータを省略したときに使用されるデフォル
トである。非出力フォーマットはすべての FTP 実装に受け入れ
られなければならない。
ファイルは vertical フォーマット情報を含んでいない必要があ
る。もしこれが出力プロセスに渡されるなら、このプロセスはス
ペーシングとマージングに標準値を使用するだろう。
通常は、このフォーマットは処理したり保存するためだけと想定
されたファイルに使用されるだろう。
3.1.1.5.2. TELNET FORMAT CONTROLS
ファイルはプリンタプロセスが適切に処理する ASCII/EBCDIC 垂
直方向制御フォーマット (<CR>, <LF>, <NL>, <VT>, <FF> のよ
うな) を含んでいる。<CRLF> (性格にはこのシーケンス) も
end-of-line 示す。
3.1.1.5.2. CARRIAGE CONTROL (ASA)
ファイルは ASA (FORTRAN)縦方向制御フォーマットを含んでいる
(RFC 740 Appendix C; Communications of the ACM, Vol.4,
No.10, p606, October 1964 参照)。行や ASA 標準に従うレコー
ドフォーマットにおいて、最初の文字は印字可能文字ではない。
代わりに、レコードの前の余白を取るため、紙の縦移動を決定す
るために使用される。
ASA 標準では以下の制御文字を定義している。
文字 縦方向の空白
blank 紙を上に一行移動
0 紙を上に位置行移動
1 紙を次のページの先頭に移動
+ 上書き印刷のように移動しない
明らかに、構造的な存在の最後を区別するためにプリンタプロセ
スに対していくつかの方法がなければならない。もしファイルが
レコード構造 (以下を参照) を持つ場合に問題になる。明らかに
レコードは転送と保存の間にマークされるであろう。もしファイ
ルがレコード構造を持たないなら、<CRLF> 行末シーケンスは印
刷行のセパレータとして使用される。しかし、これらのフォー
マットエフェクタは ASA コントロールによってオーバーライド
される。
3.1.2. データ構造
異なるタイプ表現の追加において、FTP は記述されたファイルの構造
を許している。FTP において 3 種類のファイル構造が定義されている:
file-structure, 内部構造を持たない、データバイトの連続し
たシーケンスとして考えられるファイル。
record-structure, シーケンシャルレコードとして構成されてい
るファイル。
and page-structure, 独立したインデックス化されたページとして
構成されたファイル。
file-structure は、もし STRUcture コマンドが使用されずに、ファ
イルとレコード構造がすべての FTP 実装によって "テキスト" ファ
イル (TYPE ASCII や EBCDIC のような) として受けられるべきなら
ばデフォルトとして仮定される。ファイル構造はファイルの転送モー
ド (Transmission Modes 参照) とファイルの解釈・保存の両方に影
響する。
"自然な" ファイル構造はホストが保存しているファイルに依存する
であろう。ソースコードファイルは IBM メインフレーム上で固定さ
れた長さのレコードとして保存されるが、DEC TOPS-20 では <CRLF>
のような行に分割された文字のストリームとして保存される。もしそ
のような本質的に異なるサイト間でのファイルの転送が有用ならば、
一つのサイトに対してファイルに関する別のサイトの推定の認識に対
するいくつかの方法が必要となる。
当然いくつかのサイトが file-oriented であり、別のものは
record-oriented であるので、片方の構造を持つファイルが別の構造
を持つホストに送られるならば問題となる。もしテキストファイルが
file-oriented のホストに record-structure で送られるなら、その
ホストはレコード構造をベースにしたファイルに内部的な変換を適用
すべきである。明らかに、この変換は有用であるが、同一のファイル
をレコード構造に戻すために invertible でなければならない。
file-structure で record-oritented ホストに送られたファイルの
場合、ホストがレコードにファイルを分割するために使われるローカ
ルで処理可能なものはどういう基準かという疑問が生じる。もしこの
分割が必要ならば、FTP 実装はデリミタとして行末シーケンス
(ASCII の <CRLF> もしくは EBCDIC の <NL>) を使用すべきである。
もしある FTP 実装がこの技術を適用するなら、file-structure に
ファイルを戻す逆の変換も用意すべきである。
3.1.2.1. ファイル構造
ファイル構造は STRUcture コマンドが使用されない場合、デフォル
トとして想定される。
file-structure において内部構造はなくファイルはデータバイトの
連続したシーケンスとして考えられる。
3.1.2.2. レコード構造
レコード構造はすべての FTP 実装により (TYPE ASCII や EBCDIC の
ファイルのような) "テキスト" ファイルとして受け入れられる。
record-structure においてファイルはシーケンシャルレコードで構
成される。
3.1.2.3. ページ構造
連続しないようなファイルの転送のため、FTP ではページ構造を定義
する。このタイプのファイルはしばしば "ランダムアクセスファイル"
もしくは "holey ファイル" として知られる。これらのファイルにお
いて (ファイルデスクリプタのような) 全体としてのファイル
(ページアクセスコントロールのような) ファイルのセクション、も
しくは両方に関係している情報が存在する。FTP では、ファイルのセ
クションはページと呼ぶ。
さまざまなページサイズと関連する情報を供給するため、それぞれの
ページはぺージヘッダといっしょに送られる。ページヘッダは以下に
定義されたフィールドを持つ。
ヘッダ長
このバイトを含むページヘッダにおける論理バイト数。最小
のヘッダ長は 4 である。
ページインデックス
ファイルのこのセクションの論理ページ番号。これはこの
ページの転送シーケンス数ではなく、ファイルのこのページ
を識別するために使用されるインデックスである。
データ長
ページデータの論理バイト数。最小のデータ長は 0 である。
ページタイプ
ページのタイプ。以下のようなページタイプが定義されてい
る。
0 = 最後のページ
これはページ化された構造の転送の終端をあらわすため
に使用される。ヘッダの長さは 4、データの長さは 0
でなければならない。
1 = 単純なページ
これは制御情報に関係しているページレベルの無い単純
なページ化されたファイルの通常のタイプである。ヘッ
ダ長は 4 でなければならない。
2 = 記述ページ
このタイプは全体としてのファイルに対する説明的な情
報を転送するために使用される。
3 = アクセス制限されたページ
このタイプはコントロール情報にアクセスするページレ
ベルと一緒のページかされたファイルに対する追加的な
ヘッダフィールドを含んでいる。
オプション的フィールド
それ以外のヘッダフィールドはページごとの制御情報を供給
するために使用されるであろう。たとえば、ページごとのア
クセスコントロールなどである。
すべてのフィールドは長さにおいて 1 論理バイトである。論理
バイトサイズは TYPE コマンドにより記述される。それ以外の詳
細やページ構造の特性は Appendix I を参照。
A note of caution about parameters: もし戻すバージョンが元々転送さ
れたバージョンと同じなら、ファイルは同じパラメータで保存され、戻さ
れなければならない。逆に言えば、もし保存や戻すことに使用されるパラ
メータが同じなら、FTP 実装はオリジナルと同じファイルに戻さなければ
ならない。
3.2. データ接続の確立
転送データの機構は適切なポートにデータ接続を準備することと転送のた
めのパラメータを選択することから成り立つ。ユーザと server-DTP の両
方はデフォルトのデータポートを持つ。ユーザプロセスのデフォルトデー
タポートはコントロールコネクションポートと同じ (U) である。サーバ
プロセスデフォルトデータポートはコントロールコネクションポートから
一つ前のポート (L-1) である。
転送バイトサイズは 8-bit バイトである。このバイトサイズはデータの
実際の転送に対してのみ関連している。ホストのファイルシステムの範囲
内でのデータの表現とは何ら関係はない。
受動的なデータ転送プロセス (これは user-DTP もしくは二次
server-DTP だろう) は転送要求コマンドを送るより前に "リッスン" す
る。FTP 要求コマンドはデータ転送の命令で決定する。転送要求を受け
取ったサーバはそのポートにデータ接続を開始する。その接続が確立した
とき、データ転送は DTP 間で開始し、server-PI は user-PI に最終確認
を返す。
あらゆる FTP 実装はデフォルトデータポートの使用をサポートしなけれ
ばならないし、USER-PI のみデフォルトでないポートに変更することを行
える。
ユーザが PORT コマンドを使って代わりのデータポートを送るのは可能で
ある。ユーザは TAC ラインプリンタ上にダンプされたりサードパーティ
ホストから戻されたファイルを望んでいるかもしれない。後者ならば、
user-PI は SERVER-pi の両方の制御接続を設定する。この時片方のサー
バが猛火多能のものが開始する予定の接続に対して (FTP コマンドで)
"listen" していることを伝えられる。user-PI は片方の server-PI にも
う片方のサーバのデータポートをあらわす PORT コマンドを送る。最終的
に、両方が適切な転送コマンドを送られる。ユーザコントローラとサーバ
の間で送られるコマンドと応答の正確なシーケンスは FTP 応答のセクショ
ンで定義される。
一般的には、データ接続を維持すること -- 開始して終了する -- はサー
バの責任である。この例外は user-DTP が EOF を示すことでクローズさ
れる接続を要求する転送モードでデータを送信しているときである。サー
バは以下のような状況でデータ接続をクローズ *しなければならない*。
1.サーバが EOF を示すためのクローズを必要とした転送モードで
データを送りきった。
2.サーバがユーザから ABORT コマンドを受信した。
3.ポートの記述がユーザかからコマンドにより変更された。
4.コントロール接続が合法的にもしくは別の方法でクローズされた。
5.回復不能なエラー状況が発生した。
さもなければクローズはサーバのオプションである。サーバが 250 か
226 によりユーザプロセスに示さなければならない行使は応答だけする。
3.3. データ接続管理
Defaul Data Connection Ports: すべての FTP 実装はデフォルトのデー
タポートの使用をサポートしなければならず、User-PI のみがデフォルト
でないポートの使用を開始できる。
Nogotiation Non-Default Data Ports: User-PI は PORT コマンドでデ
フォルトでないユーザ側データポートを記述するかもしれない。User-PI
はサーバ側に PASV コマンドでデフォルトでないサーバ側データポートの
識別のためのリクエストを送るかもしれない。接続がアドレスのペアによ
り定義されているため、これらの動作のいずれも別のデータ接続を得るた
めに十分であり、データ接続の両端で新しいポートを使うための両方のコ
マンドを行う許可を与える。
Reuse of the Data Connection: データ転送にストリームモードを使うと
き、ファイルの終了は接続のクローズで示されなければならない。これは
信頼できる接続を保証している間、タイムアウトの接続レコードを持続に
対して必要なため、もし複数のファイルがそのセッションにおいて転送さ
れる時問題となる。したがってその接続はもう一度オープンできない。
この問題には 2つの解決がある。最初のものは非デフォルトポートに
ネゴシエーションする事だ。二つ目は別の転送モードを使う事である。
転送モードのコメント。ストリーム転送モードはもしそれが早まって
クローズしたかどうかを決定できないため、本来当てにならない。
別の転送モード (Block, Compressed) はファイル終了を示すために接
続をクローズすることはない。これらはデータ接続がファイルの終了
を決定するために解析される事ができる十分な FTP 符号化を持ってい
る。したがって、これらのモードの一つを使う事は複数のファイル転
送のためにデータ接続をオープンしておく事ができる。
3.4. 転送モード
データを転送する事における次の考慮は、適切な転送モードを選ぶ事であ
る。3つのモードが存在する: データをフォーマットし、処理の再開が可
能なもの、効果的な転送のためにデータの圧縮も行うもの、ほとんどもし
くはまったく処理されていないデータを渡すものである。最後の場合、
モードは処理のタイプを決定するための構造属性に相互に作用する。圧縮
モードでは、表現タイプはより満たされたバイトを決定する。
すべてのデータ転送は、明白に言明された end-of-file (EOF) で完了す
るか、データ接続のクローズにより暗黙的になされなければならない。
レコード構造をもつファイルに対して、すべての end-of-record マーク
(EOR) は明確であり、最後の一つも含まれる。ページ構造で転送された
ファイルに対して、"last-page" ページタイプが使われる。
注意: このセクションの残りでは、"転送バイト" を意味するバイトは明
らかに別だと状態かされたところは除外する。
標準化された転送の目的のため、送信しているホストは転送モードとファ
イル構造により、その内部的に規定された表現の行末もしくはレコードの
終わりの表現が変換されるだろう。そして、受信しているホストではその
内部的な表現への逆変換を行うだろう。IBM メインフレームレコードカウ
ントフィールドは別のホストでは認識されない。それでレコードの終わり
情報はストリームモードにおいて2バイトの制御コードに、もしくは
Block や Compressed モードディスクリプタにおいてフラグ化されたビッ
トに変換されるだろう。レコード構造を持たない ASCII や EBCDIC ファ
イル内の行末はそれぞれ <CRLF> や <NL> により示されるべきである。こ
れらの変換がいくつかのシステムで暗に行われるため、レコード構造を持
たないテキストファイルを同一システムで転送することは、バイナリ表現
と転送にストリームモードを使う事を希望する。
以下の転送モードが FTP で定義されている。
3.4.1. ストリームモード
データはバイトのストリームとして転送される。使われている表現タ
イプに制限はなく、レコード構造は許される。
レコード構造化されたファイルにおいて EOR と EOF はそれぞれ 2バ
イト制御コードにより示される。制御コードの最初のバイトはエス
ケープ文字のどれでも良い。第 2のバイトは
In a record structured file EOR and EOF will each be indicated
by a two-byte control code. The first byte of the control code
will be all ones, the escape character. The second byte will
have the low order bit on and zeros elsewhere for EOR and the
second low order bit on for EOF; that is, the byte will have
value 1 for EOR and value 2 for EOF. EOR and EOF may be
indicated together on the last byte transmitted by turning both
low order bits on (i.e., the value 3). If a byte of all ones
was intended to be sent as data, it should be repeated in the
second byte of the control code.
もし構造がファイル構造なら、EOF はデータ接続のクローズする送信
しているホストにより示され、すべてのバイトはデータバイトである。
3.4.2. ブロックモード
The file is transmitted as a series of data blocks preceded by
one or more header bytes. The header bytes contain a count
field, and descriptor code. The count field indicates the
total length of the data block in bytes, thus marking the
beginning of the next data block (there are no filler bits).
The descriptor code defines: last block in the file (EOF) last
block in the record (EOR), restart marker (see the Section on
Error Recovery and Restart) or suspect data (i.e., the data
being transferred is suspected of errors and is not reliable).
This last code is NOT intended for error control within FTP.
It is motivated by the desire of sites exchanging certain types
of data (e.g., seismic or weather data) to send and receive all
the data despite local errors (such as "magnetic tape read
errors"), but to indicate in the transmission that certain
portions are suspect). Record structures are allowed in this
mode, and any representation type may be used.
The header consists of the three bytes. Of the 24 bits of
header information, the 16 low order bits shall represent byte
count, and the 8 high order bits shall represent descriptor
codes as shown below.
Block Header
+----------------+----------------+----------------+
| Descriptor | Byte Count |
| 8 bits | 16 bits |
+----------------+----------------+----------------+
The descriptor codes are indicated by bit flags in the
descriptor byte. Four codes have been assigned, where each
code number is the decimal value of the corresponding bit in
the byte.
Code Meaning
128 End of data block is EOR
64 End of data block is EOF
32 Suspected errors in data block
16 Data block is a restart marker
With this encoding, more than one descriptor coded condition
may exist for a particular block. As many bits as necessary
may be flagged.
The restart marker is embedded in the data stream as an
integral number of 8-bit bytes representing printable
characters in the language being used over the control
connection (e.g., default--NVT-ASCII). <SP> (Space, in the
appropriate language) must not be used WITHIN a restart marker.
For example, to transmit a six-character marker, the following
would be sent:
+--------+--------+--------+
|Descrptr| Byte count |
|code= 16| = 6 |
+--------+--------+--------+
+--------+--------+--------+
| Marker | Marker | Marker |
| 8 bits | 8 bits | 8 bits |
+--------+--------+--------+
+--------+--------+--------+
| Marker | Marker | Marker |
| 8 bits | 8 bits | 8 bits |
+--------+--------+--------+
3.4.3. 圧縮モード
There are three kinds of information to be sent: regular data,
sent in a byte string; compressed data, consisting of
replications or filler; and control information, sent in a
two-byte escape sequence. If n>0 bytes (up to 127) of regular
data are sent, these n bytes are preceded by a byte with the
left-most bit set to 0 and the right-most 7 bits containing the
number n.
Byte string:
1 7 8 8
+-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+
|0| n | | d(1) | ... | d(n) |
+-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+
^ ^
|---n bytes---|
of data
String of n data bytes d(1),..., d(n)
Count n must be positive.
To compress a string of n replications of the data byte d, the
following 2 bytes are sent:
Replicated Byte:
2 6 8
+-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+
|1 0| n | | d |
+-+-+-+-+-+-+-+-+ +-+-+-+-+-+-+-+-+
A string of n filler bytes can be compressed into a single
byte, where the filler byte varies with the representation
type. If the type is ASCII or EBCDIC the filler byte is <SP>
(Space, ASCII code 32, EBCDIC code 64). If the type is Image
or Local byte the filler is a zero byte.
Filler String:
2 6
+-+-+-+-+-+-+-+-+
|1 1| n |
+-+-+-+-+-+-+-+-+
The escape sequence is a double byte, the first of which is the
escape byte (all zeros) and the second of which contains
descriptor codes as defined in Block mode. The descriptor
codes have the same meaning as in Block mode and apply to the
succeeding string of bytes.
Compressed mode is useful for obtaining increased bandwidth on
very large network transmissions at a little extra CPU cost.
It can be most effectively used to reduce the size of printer
files such as those generated by RJE hosts.
3.5. エラー回復と再開
There is no provision for detecting bits lost or scrambled in data
transfer; this level of error control is handled by the TCP.
However, a restart procedure is provided to protect users from
gross system failures (including failures of a host, an
FTP-process, or the underlying network).
The restart procedure is defined only for the block and compressed
modes of data transfer. It requires the sender of data to insert
a special marker code in the data stream with some marker
information. The marker information has meaning only to the
sender, but must consist of printable characters in the default or
negotiated language of the control connection (ASCII or EBCDIC).
The marker could represent a bit-count, a record-count, or any
other information by which a system may identify a data
checkpoint. The receiver of data, if it implements the restart
procedure, would then mark the corresponding position of this
marker in the receiving system, and return this information to the
user.
In the event of a system failure, the user can restart the data
transfer by identifying the marker point with the FTP restart
procedure. The following example illustrates the use of the
restart procedure.
The sender of the data inserts an appropriate marker block in the
data stream at a convenient point. The receiving host marks the
corresponding data point in its file system and conveys the last
known sender and receiver marker information to the user, either
directly or over the control connection in a 110 reply (depending
on who is the sender). In the event of a system failure, the user
or controller process restarts the server at the last server
marker by sending a restart command with server's marker code as
its argument. The restart command is transmitted over the control
connection and is immediately followed by the command (such as
RETR, STOR or LIST) which was being executed when the system
failure occurred.
4. ファイル転送機能
The communication channel from the user-PI to the server-PI is
established as a TCP connection from the user to the standard server
port. The user protocol interpreter is responsible for sending FTP
commands and interpreting the replies received; the server-PI
interprets commands, sends replies and directs its DTP to set up the
data connection and transfer the data. If the second party to the
data transfer (the passive transfer process) is the user-DTP, then it
is governed through the internal protocol of the user-FTP host; if it
is a second server-DTP, then it is governed by its PI on command from
the user-PI. The FTP replies are discussed in the next section. In
the description of a few of the commands in this section, it is
helpful to be explicit about the possible replies.
4.1. FTP コマンド
4.1.1. アクセス制御コマンド
The following commands specify access control identifiers
(command codes are shown in parentheses).
USER NAME (USER)
The argument field is a Telnet string identifying the user.
The user identification is that which is required by the
server for access to its file system. This command will
normally be the first command transmitted by the user after
the control connections are made (some servers may require
this). Additional identification information in the form of
a password and/or an account command may also be required by
some servers. Servers may allow a new USER command to be
entered at any point in order to change the access control
and/or accounting information. This has the effect of
flushing any user, password, and account information already
supplied and beginning the login sequence again. All
transfer parameters are unchanged and any file transfer in
progress is completed under the old access control
parameters.
PASSWORD (PASS)
The argument field is a Telnet string specifying the user's
password. This command must be immediately preceded by the
user name command, and, for some sites, completes the user's
identification for access control. Since password
information is quite sensitive, it is desirable in general
to "mask" it or suppress typeout. It appears that the
server has no foolproof way to achieve this. It is
therefore the responsibility of the user-FTP process to hide
the sensitive password information.
ACCOUNT (ACCT)
The argument field is a Telnet string identifying the user's
account. The command is not necessarily related to the USER
command, as some sites may require an account for login and
others only for specific access, such as storing files. In
the latter case the command may arrive at any time.
There are reply codes to differentiate these cases for the
automation: when account information is required for login,
the response to a successful PASSword command is reply code
332. On the other hand, if account information is NOT
required for login, the reply to a successful PASSword
command is 230; and if the account information is needed for
a command issued later in the dialogue, the server should
return a 332 or 532 reply depending on whether it stores
(pending receipt of the ACCounT command) or discards the
command, respectively.
CHANGE WORKING DIRECTORY (CWD)
This command allows the user to work with a different
directory or dataset for file storage or retrieval without
altering his login or accounting information. Transfer
parameters are similarly unchanged. The argument is a
pathname specifying a directory or other system dependent
file group designator.
CHANGE TO PARENT DIRECTORY (CDUP)
This command is a special case of CWD, and is included to
simplify the implementation of programs for transferring
directory trees between operating systems having different
syntaxes for naming the parent directory. The reply codes
shall be identical to the reply codes of CWD. See
Appendix II for further details.
STRUCTURE MOUNT (SMNT)
This command allows the user to mount a different file
system data structure without altering his login or
accounting information. Transfer parameters are similarly
unchanged. The argument is a pathname specifying a
directory or other system dependent file group designator.
REINITIALIZE (REIN)
This command terminates a USER, flushing all I/O and account
information, except to allow any transfer in progress to be
completed. All parameters are reset to the default settings
and the control connection is left open. This is identical
to the state in which a user finds himself immediately after
the control connection is opened. A USER command may be
expected to follow.
LOGOUT (QUIT)
This command terminates a USER and if file transfer is not
in progress, the server closes the control connection. If
file transfer is in progress, the connection will remain
open for result response and the server will then close it.
If the user-process is transferring files for several USERs
but does not wish to close and then reopen connections for
each, then the REIN command should be used instead of QUIT.
An unexpected close on the control connection will cause the
server to take the effective action of an abort (ABOR) and a
logout (QUIT).
4.1.2. 転送パラメータコマンド
All data transfer parameters have default values, and the
commands specifying data transfer parameters are required only
if the default parameter values are to be changed. The default
value is the last specified value, or if no value has been
specified, the standard default value is as stated here. This
implies that the server must "remember" the applicable default
values. The commands may be in any order except that they must
precede the FTP service request. The following commands
specify data transfer parameters:
DATA PORT (PORT)
The argument is a HOST-PORT specification for the data port
to be used in data connection. There are defaults for both
the user and server data ports, and under normal
circumstances this command and its reply are not needed. If
this command is used, the argument is the concatenation of a
32-bit internet host address and a 16-bit TCP port address.
This address information is broken into 8-bit fields and the
value of each field is transmitted as a decimal number (in
character string representation). The fields are separated
by commas. A port command would be:
PORT h1,h2,h3,h4,p1,p2
where h1 is the high order 8 bits of the internet host
address.
PASSIVE (PASV)
This command requests the server-DTP to "listen" on a data
port (which is not its default data port) and to wait for a
connection rather than initiate one upon receipt of a
transfer command. The response to this command includes the
host and port address this server is listening on.
REPRESENTATION TYPE (TYPE)
The argument specifies the representation type as described
in the Section on Data Representation and Storage. Several
types take a second parameter. The first parameter is
denoted by a single Telnet character, as is the second
Format parameter for ASCII and EBCDIC; the second parameter
for local byte is a decimal integer to indicate Bytesize.
The parameters are separated by a <SP> (Space, ASCII code
32).
The following codes are assigned for type:
\ /
A - ASCII | | N - Non-print
|-><-| T - Telnet format effectors
E - EBCDIC| | C - Carriage Control (ASA)
/ \
I - Image
L <byte size> - Local byte Byte size
The default representation type is ASCII Non-print. If the
Format parameter is changed, and later just the first
argument is changed, Format then returns to the Non-print
default.
FILE STRUCTURE (STRU)
The argument is a single Telnet character code specifying
file structure described in the Section on Data
Representation and Storage.
The following codes are assigned for structure:
F - File (no record structure)
R - Record structure
P - Page structure
The default structure is File.
TRANSFER MODE (MODE)
The argument is a single Telnet character code specifying
the data transfer modes described in the Section on
Transmission Modes.
The following codes are assigned for transfer modes:
S - Stream
B - Block
C - Compressed
The default transfer mode is Stream.
4.1.3. FTP サービスコマンド
The FTP service commands define the file transfer or the file
system function requested by the user. The argument of an FTP
service command will normally be a pathname. The syntax of
pathnames must conform to server site conventions (with
standard defaults applicable), and the language conventions of
the control connection. The suggested default handling is to
use the last specified device, directory or file name, or the
standard default defined for local users. The commands may be
in any order except that a "rename from" command must be
followed by a "rename to" command and the restart command must
be followed by the interrupted service command (e.g., STOR or
RETR). The data, when transferred in response to FTP service
commands, shall always be sent over the data connection, except
for certain informative replies. The following commands
specify FTP service requests:
RETRIEVE (RETR)
This command causes the server-DTP to transfer a copy of the
file, specified in the pathname, to the server- or user-DTP
at the other end of the data connection. The status and
contents of the file at the server site shall be unaffected.
STORE (STOR)
This command causes the server-DTP to accept the data
transferred via the data connection and to store the data as
a file at the server site. If the file specified in the
pathname exists at the server site, then its contents shall
be replaced by the data being transferred. A new file is
created at the server site if the file specified in the
pathname does not already exist.
STORE UNIQUE (STOU)
This command behaves like STOR except that the resultant
file is to be created in the current directory under a name
unique to that directory. The 250 Transfer Started response
must include the name generated.
APPEND (with create) (APPE)
This command causes the server-DTP to accept the data
transferred via the data connection and to store the data in
a file at the server site. If the file specified in the
pathname exists at the server site, then the data shall be
appended to that file; otherwise the file specified in the
pathname shall be created at the server site.
ALLOCATE (ALLO)
This command may be required by some servers to reserve
sufficient storage to accommodate the new file to be
transferred. The argument shall be a decimal integer
representing the number of bytes (using the logical byte
size) of storage to be reserved for the file. For files
sent with record or page structure a maximum record or page
size (in logical bytes) might also be necessary; this is
indicated by a decimal integer in a second argument field of
the command. This second argument is optional, but when
present should be separated from the first by the three
Telnet characters <SP> R <SP>. This command shall be
followed by a STORe or APPEnd command. The ALLO command
should be treated as a NOOP (no operation) by those servers
which do not require that the maximum size of the file be
declared beforehand, and those servers interested in only
the maximum record or page size should accept a dummy value
in the first argument and ignore it.
RESTART (REST)
The argument field represents the server marker at which
file transfer is to be restarted. This command does not
cause file transfer but skips over the file to the specified
data checkpoint. This command shall be immediately followed
by the appropriate FTP service command which shall cause
file transfer to resume.
RENAME FROM (RNFR)
This command specifies the old pathname of the file which is
to be renamed. This command must be immediately followed by
a "rename to" command specifying the new file pathname.
RENAME TO (RNTO)
This command specifies the new pathname of the file
specified in the immediately preceding "rename from"
command. Together the two commands cause a file to be
renamed.
ABORT (ABOR)
This command tells the server to abort the previous FTP
service command and any associated transfer of data. The
abort command may require "special action", as discussed in
the Section on FTP Commands, to force recognition by the
server. No action is to be taken if the previous command
has been completed (including data transfer). The control
connection is not to be closed by the server, but the data
connection must be closed.
There are two cases for the server upon receipt of this
command: (1) the FTP service command was already completed,
or (2) the FTP service command is still in progress.
In the first case, the server closes the data connection
(if it is open) and responds with a 226 reply, indicating
that the abort command was successfully processed.
In the second case, the server aborts the FTP service in
progress and closes the data connection, returning a 426
reply to indicate that the service request terminated
abnormally. The server then sends a 226 reply,
indicating that the abort command was successfully
processed.
DELETE (DELE)
This command causes the file specified in the pathname to be
deleted at the server site. If an extra level of protection
is desired (such as the query, "Do you really wish to
delete?"), it should be provided by the user-FTP process.
REMOVE DIRECTORY (RMD)
This command causes the directory specified in the pathname
to be removed as a directory (if the pathname is absolute)
or as a subdirectory of the current working directory (if
the pathname is relative). See Appendix II.
MAKE DIRECTORY (MKD)
This command causes the directory specified in the pathname
to be created as a directory (if the pathname is absolute)
or as a subdirectory of the current working directory (if
the pathname is relative). See Appendix II.
PRINT WORKING DIRECTORY (PWD)
This command causes the name of the current working
directory to be returned in the reply. See Appendix II.
LIST (LIST)
This command causes a list to be sent from the server to the
passive DTP. If the pathname specifies a directory or other
group of files, the server should transfer a list of files
in the specified directory. If the pathname specifies a
file then the server should send current information on the
file. A null argument implies the user's current working or
default directory. The data transfer is over the data
connection in type ASCII or type EBCDIC. (The user must
ensure that the TYPE is appropriately ASCII or EBCDIC).
Since the information on a file may vary widely from system
to system, this information may be hard to use automatically
in a program, but may be quite useful to a human user.
NAME LIST (NLST)
This command causes a directory listing to be sent from
server to user site. The pathname should specify a
directory or other system-specific file group descriptor; a
null argument implies the current directory. The server
will return a stream of names of files and no other
information. The data will be transferred in ASCII or
EBCDIC type over the data connection as valid pathname
strings separated by <CRLF> or <NL>. (Again the user must
ensure that the TYPE is correct.) This command is intended
to return information that can be used by a program to
further process the files automatically. For example, in
the implementation of a "multiple get" function.
SITE PARAMETERS (SITE)
This command is used by the server to provide services
specific to his system that are essential to file transfer
but not sufficiently universal to be included as commands in
the protocol. The nature of these services and the
specification of their syntax can be stated in a reply to
the HELP SITE command.
SYSTEM (SYST)
This command is used to find out the type of operating
system at the server. The reply shall have as its first
word one of the system names listed in the current version
of the Assigned Numbers document [4].
STATUS (STAT)
This command shall cause a status response to be sent over
the control connection in the form of a reply. The command
may be sent during a file transfer (along with the Telnet IP
and Synch signals--see the Section on FTP Commands) in which
case the server will respond with the status of the
operation in progress, or it may be sent between file
transfers. In the latter case, the command may have an
argument field. If the argument is a pathname, the command
is analogous to the "list" command except that data shall be
transferred over the control connection. If a partial
pathname is given, the server may respond with a list of
file names or attributes associated with that specification.
If no argument is given, the server should return general
status information about the server FTP process. This
should include current values of all transfer parameters and
the status of connections.
HELP (HELP)
This command shall cause the server to send helpful
information regarding its implementation status over the
control connection to the user. The command may take an
argument (e.g., any command name) and return more specific
information as a response. The reply is type 211 or 214.
It is suggested that HELP be allowed before entering a USER
command. The server may use this reply to specify
site-dependent parameters, e.g., in response to HELP SITE.
NOOP (NOOP)
This command does not affect any parameters or previously
entered commands. It specifies no action other than that the
server send an OK reply.
The File Transfer Protocol follows the specifications of the Telnet
protocol for all communications over the control connection. Since
the language used for Telnet communication may be a negotiated
option, all references in the next two sections will be to the
"Telnet language" and the corresponding "Telnet end-of-line code".
Currently, one may take these to mean NVT-ASCII and <CRLF>. No other
specifications of the Telnet protocol will be cited.
FTP commands are "Telnet strings" terminated by the "Telnet end of
line code". The command codes themselves are alphabetic characters
terminated by the character <SP> (Space) if parameters follow and
Telnet-EOL otherwise. The command codes and the semantics of
commands are described in this section; the detailed syntax of
commands is specified in the Section on Commands, the reply sequences
are discussed in the Section on Sequencing of Commands and Replies,
and scenarios illustrating the use of commands are provided in the
Section on Typical FTP Scenarios.
FTP commands may be partitioned as those specifying access-control
identifiers, data transfer parameters, or FTP service requests.
Certain commands (such as ABOR, STAT, QUIT) may be sent over the
control connection while a data transfer is in progress. Some
servers may not be able to monitor the control and data connections
simultaneously, in which case some special action will be necessary
to get the server's attention. The following ordered format is
tentatively recommended:
1. User system inserts the Telnet "Interrupt Process" (IP) signal
in the Telnet stream.
2. User system sends the Telnet "Synch" signal.
3. User system inserts the command (e.g., ABOR) in the Telnet
stream.
4. Server PI, after receiving "IP", scans the Telnet stream for
EXACTLY ONE FTP command.
(For other servers this may not be necessary but the actions listed
above should have no unusual effect.)
4.2. FTP 応答
File Transfer Protocol コマンドの応答はファイル転送のプロセスにお
ける要求と動作の同調を保証し、ユーザプロセスが常にサーバの状態を知
る事を保証するために考案されている。それぞれのコマンドは最低一つ、
さらにはそれ以上の応答を生成しなければならない。後者の場合、複合応
答は簡単に区別でなければならない。付加的にいくつかのコマンドは
USER, PASS や ACCT, RNFR, RNTO のようなシーケンシャルグループで起
こる。応答はもし直前のすべてのコマンドが成功であったなら、中間的な
状態の存在が示される。シーケンシャルにおけるどんなポイントでの失敗
も、開始するところからの全シーケンシャルの繰り返しが必要である。
コマンド-応答シーケンスの詳細は以下のステートダイアグラムの
セットにおいて明白に定義される。
An FTP reply consists of a three digit number (transmitted as
three alphanumeric characters) followed by some text. The number
is intended for use by automata to determine what state to enter
next; the text is intended for the human user. It is intended
that the three digits contain enough encoded information that the
user-process (the User-PI) will not need to examine the text and
may either discard it or pass it on to the user, as appropriate.
In particular, the text may be server-dependent, so there are
likely to be varying texts for each reply code.
A reply is defined to contain the 3-digit code, followed by Space
<SP>, followed by one line of text (where some maximum line length
has been specified), and terminated by the Telnet end-of-line
code. There will be cases however, where the text is longer than
a single line. In these cases the complete text must be bracketed
so the User-process knows when it may stop reading the reply (i.e.
stop processing input on the control connection) and go do other
things. This requires a special format on the first line to
indicate that more than one line is coming, and another on the
last line to designate it as the last. At least one of these must
contain the appropriate reply code to indicate the state of the
transaction. To satisfy all factions, it was decided that both
the first and last line codes should be the same.
Thus the format for multi-line replies is that the first line
will begin with the exact required reply code, followed
immediately by a Hyphen, "-" (also known as Minus), followed by
text. The last line will begin with the same code, followed
immediately by Space <SP>, optionally some text, and the Telnet
end-of-line code.
For example:
123-First line
Second line
234 A line beginning with numbers
123 The last line
The user-process then simply needs to search for the second
occurrence of the same reply code, followed by <SP> (Space), at
the beginning of a line, and ignore all intermediary lines. If
an intermediary line begins with a 3-digit number, the Server
must pad the front to avoid confusion.
This scheme allows standard system routines to be used for
reply information (such as for the STAT reply), with
"artificial" first and last lines tacked on. In rare cases
where these routines are able to generate three digits and a
Space at the beginning of any line, the beginning of each
text line should be offset by some neutral text, like Space.
This scheme assumes that multi-line replies may not be nested.
The three digits of the reply each have a special significance.
This is intended to allow a range of very simple to very
sophisticated responses by the user-process. The first digit
denotes whether the response is good, bad or incomplete.
(Referring to the state diagram), an unsophisticated user-process
will be able to determine its next action (proceed as planned,
redo, retrench, etc.) by simply examining this first digit. A
user-process that wants to know approximately what kind of error
occurred (e.g. file system error, command syntax error) may
examine the second digit, reserving the third digit for the finest
gradation of information (e.g., RNTO command without a preceding
RNFR).
There are five values for the first digit of the reply code:
1yz Positive Preliminary reply
The requested action is being initiated; expect another
reply before proceeding with a new command. (The
user-process sending another command before the
completion reply would be in violation of protocol; but
server-FTP processes should queue any commands that
arrive while a preceding command is in progress.) This
type of reply can be used to indicate that the command
was accepted and the user-process may now pay attention
to the data connections, for implementations where
simultaneous monitoring is difficult. The server-FTP
process may send at most, one 1yz reply per command.
2yz Positive Completion reply
The requested action has been successfully completed. A
new request may be initiated.
3yz Positive Intermediate reply
The command has been accepted, but the requested action
is being held in abeyance, pending receipt of further
information. The user should send another command
specifying this information. This reply is used in
command sequence groups.
4yz Transient Negative Completion reply
The command was not accepted and the requested action did
not take place, but the error condition is temporary and
the action may be requested again. The user should
return to the beginning of the command sequence, if any.
It is difficult to assign a meaning to "transient",
particularly when two distinct sites (Server- and
User-processes) have to agree on the interpretation.
Each reply in the 4yz category might have a slightly
different time value, but the intent is that the
user-process is encouraged to try again. A rule of thumb
in determining if a reply fits into the 4yz or the 5yz
(Permanent Negative) category is that replies are 4yz if
the commands can be repeated without any change in
command form or in properties of the User or Server
(e.g., the command is spelled the same with the same
arguments used; the user does not change his file access
or user name; the server does not put up a new
implementation.)
5yz Permanent Negative Completion reply
The command was not accepted and the requested action did
not take place. The User-process is discouraged from
repeating the exact request (in the same sequence). Even
some "permanent" error conditions can be corrected, so
the human user may want to direct his User-process to
reinitiate the command sequence by direct action at some
point in the future (e.g., after the spelling has been
changed, or the user has altered his directory status.)
The following function groupings are encoded in the second
digit:
x0z Syntax - These replies refer to syntax errors,
syntactically correct commands that don't fit any
functional category, unimplemented or superfluous
commands.
x1z Information - These are replies to requests for
information, such as status or help.
x2z Connections - Replies referring to the control and
data connections.
x3z Authentication and accounting - Replies for the login
process and accounting procedures.
x4z Unspecified as yet.
x5z File system - These replies indicate the status of the
Server file system vis-a-vis the requested transfer or
other file system action.
The third digit gives a finer gradation of meaning in each of
the function categories, specified by the second digit. The
list of replies below will illustrate this. Note that the text
associated with each reply is recommended, rather than
mandatory, and may even change according to the command with
which it is associated. The reply codes, on the other hand,
must strictly follow the specifications in the last section;
that is, Server implementations should not invent new codes for
situations that are only slightly different from the ones
described here, but rather should adapt codes already defined.
A command such as TYPE or ALLO whose successful execution
does not offer the user-process any new information will
cause a 200 reply to be returned. If the command is not
implemented by a particular Server-FTP process because it
has no relevance to that computer system, for example ALLO
at a TOPS20 site, a Positive Completion reply is still
desired so that the simple User-process knows it can proceed
with its course of action. A 202 reply is used in this case
with, for example, the reply text: "No storage allocation
necessary." If, on the other hand, the command requests a
non-site-specific action and is unimplemented, the response
is 502. A refinement of that is the 504 reply for a command
that is implemented, but that requests an unimplemented
parameter.
4.2.1 機能グループによる応答コード
200 Command okay.
500 Syntax error, command unrecognized.
This may include errors such as command line too long.
501 Syntax error in parameters or arguments.
202 Command not implemented, superfluous at this site.
502 Command not implemented.
503 Bad sequence of commands.
504 Command not implemented for that parameter.
110 Restart marker reply.
In this case, the text is exact and not left to the
particular implementation; it must read:
MARK yyyy = mmmm
Where yyyy is User-process data stream marker, and mmmm
server's equivalent marker (note the spaces between markers
and "=").
211 System status, or system help reply.
212 Directory status.
213 File status.
214 Help message.
On how to use the server or the meaning of a particular
non-standard command. This reply is useful only to the
human user.
215 NAME system type.
Where NAME is an official system name from the list in the
Assigned Numbers document.
120 Service ready in nnn minutes.
220 Service ready for new user.
221 Service closing control connection.
Logged out if appropriate.
421 Service not available, closing control connection.
This may be a reply to any command if the service knows it
must shut down.
125 Data connection already open; transfer starting.
225 Data connection open; no transfer in progress.
425 Can't open data connection.
226 Closing data connection.
Requested file action successful (for example, file
transfer or file abort).
426 Connection closed; transfer aborted.
227 Entering Passive Mode (h1,h2,h3,h4,p1,p2).
230 User logged in, proceed.
530 Not logged in.
331 User name okay, need password.
332 Need account for login.
532 Need account for storing files.
150 File status okay; about to open data connection.
250 Requested file action okay, completed.
257 "PATHNAME" created.
350 Requested file action pending further information.
450 Requested file action not taken.
File unavailable (e.g., file busy).
550 Requested action not taken.
File unavailable (e.g., file not found, no access).
451 Requested action aborted. Local error in processing.
551 Requested action aborted. Page type unknown.
452 Requested action not taken.
Insufficient storage space in system.
552 Requested file action aborted.
Exceeded storage allocation (for current directory or
dataset).
553 Requested action not taken.
File name not allowed.
4.2.2 応答コードの数値順リスト
110 Restart marker reply.
In this case, the text is exact and not left to the
particular implementation; it must read:
MARK yyyy = mmmm
Where yyyy is User-process data stream marker, and mmmm
server's equivalent marker (note the spaces between markers
and "=").
120 Service ready in nnn minutes.
125 Data connection already open; transfer starting.
150 File status okay; about to open data connection.
200 Command okay.
202 Command not implemented, superfluous at this site.
211 System status, or system help reply.
212 Directory status.
213 File status.
214 Help message.
On how to use the server or the meaning of a particular
non-standard command. This reply is useful only to the
human user.
215 NAME system type.
Where NAME is an official system name from the list in the
Assigned Numbers document.
220 Service ready for new user.
221 Service closing control connection.
Logged out if appropriate.
225 Data connection open; no transfer in progress.
226 Closing data connection.
Requested file action successful (for example, file
transfer or file abort).
227 Entering Passive Mode (h1,h2,h3,h4,p1,p2).
230 User logged in, proceed.
250 Requested file action okay, completed.
257 "PATHNAME" created.
331 User name okay, need password.
332 Need account for login.
350 Requested file action pending further information.
421 Service not available, closing control connection.
This may be a reply to any command if the service knows it
must shut down.
425 Can't open data connection.
426 Connection closed; transfer aborted.
450 Requested file action not taken.
File unavailable (e.g., file busy).
451 Requested action aborted: local error in processing.
452 Requested action not taken.
Insufficient storage space in system.
500 Syntax error, command unrecognized.
This may include errors such as command line too long.
501 Syntax error in parameters or arguments.
502 Command not implemented.
503 Bad sequence of commands.
504 Command not implemented for that parameter.
530 Not logged in.
532 Need account for storing files.
550 Requested action not taken.
File unavailable (e.g., file not found, no access).
551 Requested action aborted: page type unknown.
552 Requested file action aborted.
Exceeded storage allocation (for current directory or
dataset).
553 Requested action not taken.
File name not allowed.
5. 宣言の仕様
5.1. 最小限の実装
エラーメッセージを必要としない以外の FTP 動作可能なものを作るため、
最小限以下の実装がすべてのサーバに必要である。
TYPE - ASCII Non-print
MODE - Stream
STRUCTURE - File, Record
COMMANDS - USER, QUIT, PORT,
TYPE, MODE, STRU,
for the default values
RETR, STOR,
NOOP.
転送パラメータのデフォルト値は:
TYPE - ASCII Non-print
MODE - Stream
STRU - File
すべてのホストは標準のデフォルトとして上記のものを受け入れなければ
ならない。
5.2. 接続
サーバプロトコルインタープリタはポート L で "listen" していると仮
定する。ユーザやユーザプロトコルインタープリタは全二重制御接続を開
始するだろう。サーバもしくはユーザプロセスは ARPA-Internet
Protocol Handbook [1] において記述されているような Telnet プロトコ
ルの慣例に適応すべきである。サーバはコマンドライン編集を備える義務
はなく、それはユーザホストでなされる。コントロール接続はすべての転
送と応答が完了した後にユーザの要求によってサーバからクローズされる。
user-DTP は記述されたデータポート上で "listen" されなければならな
い。これはデフォルトのユーザポート (U) もしくは PORT コマンドで記
述されたポートである。サーバは記述されたデータポートを使ってそのデ
フォルトデータポート (L-1) からデータ接続を開始する。転送の方向と
使われているポートは FTP サービスコマンドによって決定されるだろう。
すべての FTP 実装はデフォルトポートでのデータ転送をサポートしなけ
ればならず、USER-PI のみが非デフォルトポートを使って開始できる。
データが二つのサーバ A と B の間を転送されているとき (Figure 2 参
照)、user-PI, C は両方の server-PI の制御接続を設定する。A と呼ば
れる片方のサーバは、転送サービスコマンドを受けるとき、接続を開始す
るのではなく、そのデータポート上で "listen" している事を伝える
PASV コマンドを送る。user-PI がその PASV コマンド (これは接続待ち
しているホストとポートの識別を含んでいる) の通知を受けたとき、
user-PI は B に PORT コマンドで A のポートを送り、その応答が返され
る。このとき user-PI は A と B にサービスコマンドに相当するものを
送信できる。サーバ B は接続と転送を開始する。コマンド応答シーケン
スは以下のように送られる。ここでメッセージは垂直方向に同期であるが
水平方向に非同期である。
User-PI - Server A User-PI - Server B
------------------ ------------------
C->A : Connect C->B : Connect
C->A : PASV
A->C : 227 Entering Passive Mode. A1,A2,A3,A4,a1,a2
C->B : PORT A1,A2,A3,A4,a1,a2
B->C : 200 Okay
C->A : STOR C->B : RETR
B->A : Connect to HOST-A, PORT-a
Figure 3
データ接続はデータ接続の確立の章で述べられた状態のもとでサーバによ
りクローズされる。もし、接続をクローズする事が end-of-file で示さ
れる必要のないデータ転送となる次のデータ接続がクローズされるなら、
サーバはすぐにそうしなければならない。新しい転送コマンドの後で待機
している事は、ユーザプロセス "listen" する必要があるかどうかを見る
ためにデータ接続をすでにテストした可能性があるため許されていない
(ユーザは転送リクエストを送信する *前に* クローズされたデータポー
ト上で "listen" しなければならない事に注意)。ここでは経過状態を妨
げるため、サーバはデータ接続を閉じた後に応答 (226) を送る (もしく
はその接続がすでにオープンされたままとなっているなら、"file
transfer completed" (250) が送られ、user-PI は新しい転送コマンドを
発行する前にこれらの応答の一つを待たなければならない)。
どんな場合でもユーザやサーバは状態が別の再度によりクローズされてい
るかどうかを参照しなければならない。これは接続上で待っている残りの
すべてのデータを早急に読み込み、自分自身側にクローズを発行すべきで
ある。
5.3. コマンド
コマンドは FTP コマンドの章で述べられているような制御接続上での
Telnet 文字列である。コマンド機能とセマンティクスはアクセス制御コ
マンド、転送パラメータコマンド、FTP サービスコマンドおよびその他の
のコマンドの章で述べられている。コマンドの構文がここで記述される。
コマンドはコマンドコードとそれに続く引数フィールドで開始する。コマ
ンドコードは 4文字かそれ以下の英文である。英文の大文字と小文字は同
じように扱われる。したがって、以下のどれも取り出すコマンドを表して
いる。
RETR Retr retr ReTr rETr
これはパラメータ値を表す A や ASCII TYPE のような、すべてのシンボ
ルにも適用される。コマンドコードと引数フィールドは一つ以上の空白に
より区切られる。
引数フィールドは NVT-ASCII に対する文字シーケンス <CRLF> (キャリッ
ジリターン、ラインフィード) で終了する、さまざまな長さの文字列で成
り立つ。サーバが行末コードを受け取るまでのあいだ何も動作しないとい
うことに注意すべきである。
構文は NVT-ASCII 以下で記述される。引数フィールドのすべての文字は
10進整数値を表すすべての ASCII を含む ASCII 文字である。角括弧はオ
プション的な引数フィールドを示す。もしオプションが取られなければ、
適切なデフォルト値が暗黙的に使用される。
5.3.1. FTP コマンド
以下のものが FTP コマンドである:
USER <SP> <username> <CRLF>
PASS <SP> <password> <CRLF>
ACCT <SP> <account-information> <CRLF>
CWD <SP> <pathname> <CRLF>
CDUP <CRLF>
SMNT <SP> <pathname> <CRLF>
QUIT <CRLF>
REIN <CRLF>
PORT <SP> <host-port> <CRLF>
PASV <CRLF>
TYPE <SP> <type-code> <CRLF>
STRU <SP> <structure-code> <CRLF>
MODE <SP> <mode-code> <CRLF>
RETR <SP> <pathname> <CRLF>
STOR <SP> <pathname> <CRLF>
STOU <CRLF>
APPE <SP> <pathname> <CRLF>
ALLO <SP> <decimal-integer>
[<SP> R <SP> <decimal-integer>] <CRLF>
REST <SP> <marker> <CRLF>
RNFR <SP> <pathname> <CRLF>
RNTO <SP> <pathname> <CRLF>
ABOR <CRLF>
DELE <SP> <pathname> <CRLF>
RMD <SP> <pathname> <CRLF>
MKD <SP> <pathname> <CRLF>
PWD <CRLF>
LIST [<SP> <pathname>] <CRLF>
NLST [<SP> <pathname>] <CRLF>
SITE <SP> <string> <CRLF>
SYST <CRLF>
STAT [<SP> <pathname>] <CRLF>
HELP [<SP> <string>] <CRLF>
NOOP <CRLF>
5.3.2. FTP コマンド引数
上記の引数フィールド (適用している BNF 表記を使っている) の構
文は:
<username> ::= <string>
<password> ::= <string>
<account-information> ::= <string>
<string> ::= <char> | <char><string>
<char> ::= any of the 128 ASCII characters except <CR> and
<LF>
<marker> ::= <pr-string>
<pr-string> ::= <pr-char> | <pr-char><pr-string>
<pr-char> ::= printable characters, any
ASCII code 33 through 126
<byte-size> ::= <number>
<host-port> ::= <host-number>,<port-number>
<host-number> ::= <number>,<number>,<number>,<number>
<port-number> ::= <number>,<number>
<number> ::= any decimal integer 1 through 255
<form-code> ::= N | T | C
<type-code> ::= A [<sp> <form-code>]
| E [<sp> <form-code>]
| I
| L <sp> <byte-size>
<structure-code> ::= F | R | P
<mode-code> ::= S | B | C
<pathname> ::= <string>
<decimal-integer> ::= any decimal integer
5.4. コマンドと応答のシーケンス
The communication between the user and server is intended to be an
alternating dialogue. As such, the user issues an FTP command and
the server responds with a prompt primary reply. The user should
wait for this initial primary success or failure response before
sending further commands.
Certain commands require a second reply for which the user should
also wait. These replies may, for example, report on the progress
or completion of file transfer or the closing of the data
connection. They are secondary replies to file transfer commands.
One important group of informational replies is the connection
greetings. Under normal circumstances, a server will send a 220
reply, "awaiting input", when the connection is completed. The
user should wait for this greeting message before sending any
commands. If the server is unable to accept input right away, a
120 "expected delay" reply should be sent immediately and a 220
reply when ready. The user will then know not to hang up if there
is a delay.
Spontaneous Replies
Sometimes "the system" spontaneously has a message to be sent
to a user (usually all users). For example, "System going down
in 15 minutes". There is no provision in FTP for such
spontaneous information to be sent from the server to the user.
It is recommended that such information be queued in the
server-PI and delivered to the user-PI in the next reply
(possibly making it a multi-line reply).
The table below lists alternative success and failure replies for
each command. These must be strictly adhered to; a server may
substitute text in the replies, but the meaning and action implied
by the code numbers and by the specific command reply sequence
cannot be altered.
Command-Reply Sequences
In this section, the command-reply sequence is presented. Each
command is listed with its possible replies; command groups are
listed together. Preliminary replies are listed first (with
their succeeding replies indented and under them), then
positive and negative completion, and finally intermediary
replies with the remaining commands from the sequence
following. This listing forms the basis for the state
diagrams, which will be presented separately.
Connection Establishment
120
220
220
421
Login
USER
230
530
500, 501, 421
331, 332
PASS
230
202
530
500, 501, 503, 421
332
ACCT
230
202
530
500, 501, 503, 421
CWD
250
500, 501, 502, 421, 530, 550
CDUP
200
500, 501, 502, 421, 530, 550
SMNT
202, 250
500, 501, 502, 421, 530, 550
Logout
REIN
120
220
220
421
500, 502
QUIT
221
500
Transfer parameters
PORT
200
500, 501, 421, 530
PASV
227
500, 501, 502, 421, 530
MODE
200
500, 501, 504, 421, 530
TYPE
200
500, 501, 504, 421, 530
STRU
200
500, 501, 504, 421, 530
File action commands
ALLO
200
202
500, 501, 504, 421, 530
REST
500, 501, 502, 421, 530
350
STOR
125, 150
(110)
226, 250
425, 426, 451, 551, 552
532, 450, 452, 553
500, 501, 421, 530
STOU
125, 150
(110)
226, 250
425, 426, 451, 551, 552
532, 450, 452, 553
500, 501, 421, 530
RETR
125, 150
(110)
226, 250
425, 426, 451
450, 550
500, 501, 421, 530
LIST
125, 150
226, 250
425, 426, 451
450
500, 501, 502, 421, 530
NLST
125, 150
226, 250
425, 426, 451
450
500, 501, 502, 421, 530
APPE
125, 150
(110)
226, 250
425, 426, 451, 551, 552
532, 450, 550, 452, 553
500, 501, 502, 421, 530
RNFR
450, 550
500, 501, 502, 421, 530
350
RNTO
250
532, 553
500, 501, 502, 503, 421, 530
DELE
250
450, 550
500, 501, 502, 421, 530
RMD
250
500, 501, 502, 421, 530, 550
MKD
257
500, 501, 502, 421, 530, 550
PWD
257
500, 501, 502, 421, 550
ABOR
225, 226
500, 501, 502, 421
Informational commands
SYST
215
500, 501, 502, 421
STAT
211, 212, 213
450
500, 501, 502, 421, 530
HELP
211, 214
500, 501, 502, 421
Miscellaneous commands
SITE
200
202
500, 501, 530
NOOP
200
500 421
6. ステージダイアグラム
Here we present state diagrams for a very simple minded FTP
implementation. Only the first digit of the reply codes is used.
There is one state diagram for each group of FTP commands or command
sequences.
The command groupings were determined by constructing a model for
each command then collecting together the commands with structurally
identical models.
For each command or command sequence there are three possible
outcomes: success (S), failure (F), and error (E). In the state
diagrams below we use the symbol B for "begin", and the symbol W for
"wait for reply".
We first present the diagram that represents the largest group of FTP
commands:
1,3 +---+
----------->| E |
| +---+
|
+---+ cmd +---+ 2 +---+
| B |---------->| W |---------->| S |
+---+ +---+ +---+
|
| 4,5 +---+
----------->| F |
+---+
This diagram models the commands:
ABOR, ALLO, DELE, CWD, CDUP, SMNT, HELP, MODE, NOOP, PASV,
QUIT, SITE, PORT, SYST, STAT, RMD, MKD, PWD, STRU, and TYPE.
The other large group of commands is represented by a very similar
diagram:
3 +---+
----------->| E |
| +---+
|
+---+ cmd +---+ 2 +---+
| B |---------->| W |---------->| S |
+---+ --->+---+ +---+
| | |
| | | 4,5 +---+
| 1 | ----------->| F |
----- +---+
This diagram models the commands:
APPE, LIST, NLST, REIN, RETR, STOR, and STOU.
Note that this second model could also be used to represent the first
group of commands, the only difference being that in the first group
the 100 series replies are unexpected and therefore treated as error,
while the second group expects (some may require) 100 series replies.
Remember that at most, one 100 series reply is allowed per command.
The remaining diagrams model command sequences, perhaps the simplest
of these is the rename sequence:
+---+ RNFR +---+ 1,2 +---+
| B |---------->| W |---------->| E |
+---+ +---+ -->+---+
| | |
3 | | 4,5 |
-------------- ------ |
| | | +---+
| ------------->| S |
| | 1,3 | | +---+
| 2| --------
| | | |
V | | |
+---+ RNTO +---+ 4,5 ----->+---+
| |---------->| W |---------->| F |
+---+ +---+ +---+
The next diagram is a simple model of the Restart command:
+---+ REST +---+ 1,2 +---+
| B |---------->| W |---------->| E |
+---+ +---+ -->+---+
| | |
3 | | 4,5 |
-------------- ------ |
| | | +---+
| ------------->| S |
| | 3 | | +---+
| 2| --------
| | | |
V | | |
+---+ cmd +---+ 4,5 ----->+---+
| |---------->| W |---------->| F |
+---+ -->+---+ +---+
| |
| 1 |
------
Where "cmd" is APPE, STOR, or RETR.
We note that the above three models are similar. The Restart differs
from the Rename two only in the treatment of 100 series replies at
the second stage, while the second group expects (some may require)
100 series replies. Remember that at most, one 100 series reply is
allowed per command.
The most complicated diagram is for the Login sequence:
1
+---+ USER +---+------------->+---+
| B |---------->| W | 2 ---->| E |
+---+ +---+------ | -->+---+
| | | | |
3 | | 4,5 | | |
-------------- ----- | | |
| | | | |
| | | | |
| --------- |
| 1| | | |
V | | | |
+---+ PASS +---+ 2 | ------>+---+
| |---------->| W |------------->| S |
+---+ +---+ ---------->+---+
| | | | |
3 | |4,5| | |
-------------- -------- |
| | | | |
| | | | |
| -----------
| 1,3| | | |
V | 2| | |
+---+ ACCT +---+-- | ----->+---+
| |---------->| W | 4,5 -------->| F |
+---+ +---+------------->+---+
Finally, we present a generalized diagram that could be used to model
the command and reply interchange:
------------------------------------
| |
Begin | |
| V |
| +---+ cmd +---+ 2 +---+ |
-->| |------->| |---------->| | |
| | | W | | S |-----|
-->| | -->| |----- | | |
| +---+ | +---+ 4,5 | +---+ |
| | | | | | |
| | | 1| |3 | +---+ |
| | | | | | | | |
| | ---- | ---->| F |-----
| | | | |
| | | +---+
-------------------
|
|
V
End
7. 典型的な FTP シナリオ
ホスト S に対してファイル転送を希望している、ホスト U のユーザ:
一般的に、ユーザは user-FTP プロセスを媒介としてサーバに通信するだろう。
以下はその典型的なシナリオである。
user-FTP プロンプトは括弧で表され、ホスト U からホスト S のコマンドの
表現として '---->'、ホスト S からホスト U に返される表現として '<----'
を表す。
LOCAL COMMANDS BY USER ACTION INVOLVED
ftp (host) multics<CR> Connect to host S, port L,
establishing control connections.
<---- 220 Service ready <CRLF>.
username Doe <CR> USER Doe<CRLF>---->
<---- 331 User name ok,
need password<CRLF>.
password mumble <CR> PASS mumble<CRLF>---->
<---- 230 User logged in<CRLF>.
retrieve (local type) ASCII<CR>
(local pathname) test 1 <CR> User-FTP opens local file in ASCII.
(for. pathname) test.pl1<CR> RETR test.pl1<CRLF> ---->
<---- 150 File status okay;
about to open data
connection<CRLF>.
Server makes data connection
to port U.
<---- 226 Closing data connection,
file transfer successful<CRLF>.
type Image<CR> TYPE I<CRLF> ---->
<---- 200 Command OK<CRLF>
store (local type) image<CR>
(local pathname) file dump<CR> User-FTP opens local file in Image.
(for.pathname) >udd>cn>fd<CR> STOR >udd>cn>fd<CRLF> ---->
<---- 550 Access denied<CRLF>
terminate QUIT <CRLF> ---->
Server closes all
connections.
8. 接続の確立
FTP コントロール接続はユーザプロセスのポート U とサーバプロセスポート
L の間で TCP 経由で確立される。このプロトコルはサービスポート 21 (8進
数で 25) に割り当てられ、L=21 である。
付録 I - ページ構造
The need for FTP to support page structure derives principally from
the need to support efficient transmission of files between TOPS-20
systems, particularly the files used by NLS.
The file system of TOPS-20 is based on the concept of pages. The
operating system is most efficient at manipulating files as pages.
The operating system provides an interface to the file system so that
many applications view files as sequential streams of characters.
However, a few applications use the underlying page structures
directly, and some of these create holey files.
A TOPS-20 disk file consists of four things: a pathname, a page
table, a (possibly empty) set of pages, and a set of attributes.
The pathname is specified in the RETR or STOR command. It includes
the directory name, file name, file name extension, and generation
number.
The page table contains up to 2**18 entries. Each entry may be
EMPTY, or may point to a page. If it is not empty, there are also
some page-specific access bits; not all pages of a file need have the
same access protection.
A page is a contiguous set of 512 words of 36 bits each.
The attributes of the file, in the File Descriptor Block (FDB),
contain such things as creation time, write time, read time, writer's
byte-size, end-of-file pointer, count of reads and writes, backup
system tape numbers, etc.
Note that there is NO requirement that entries in the page table be
contiguous. There may be empty page table slots between occupied
ones. Also, the end of file pointer is simply a number. There is no
requirement that it in fact point at the "last" datum in the file.
Ordinary sequential I/O calls in TOPS-20 will cause the end of file
pointer to be left after the last datum written, but other operations
may cause it not to be so, if a particular programming system so
requires.
In fact, in both of these special cases, "holey" files and
end-of-file pointers NOT at the end of the file, occur with NLS data
files.
The TOPS-20 paged files can be sent with the FTP transfer parameters:
TYPE L 36, STRU P, and MODE S (in fact, any mode could be used).
Each page of information has a header. Each header field, which is a
logical byte, is a TOPS-20 word, since the TYPE is L 36.
The header fields are:
Word 0: Header Length.
The header length is 5.
Word 1: Page Index.
If the data is a disk file page, this is the number of that
page in the file's page map. Empty pages (holes) in the file
are simply not sent. Note that a hole is NOT the same as a
page of zeros.
Word 2: Data Length.
The number of data words in this page, following the header.
Thus, the total length of the transmission unit is the Header
Length plus the Data Length.
Word 3: Page Type.
A code for what type of chunk this is. A data page is type 3,
the FDB page is type 2.
Word 4: Page Access Control.
The access bits associated with the page in the file's page
map. (This full word quantity is put into AC2 of an SPACS by
the program reading from net to disk.)
After the header are Data Length data words. Data Length is
currently either 512 for a data page or 31 for an FDB. Trailing
zeros in a disk file page may be discarded, making Data Length less
than 512 in that case.
付録 II - ディレクトリコマンド
Since UNIX has a tree-like directory structure in which directories
are as easy to manipulate as ordinary files, it is useful to expand
the FTP servers on these machines to include commands which deal with
the creation of directories. Since there are other hosts on the
ARPA-Internet which have tree-like directories (including TOPS-20 and
Multics), these commands are as general as possible.
Four directory commands have been added to FTP:
MKD pathname
Make a directory with the name "pathname".
RMD pathname
Remove the directory with the name "pathname".
PWD
Print the current working directory name.
CDUP
Change to the parent of the current working directory.
The "pathname" argument should be created (removed) as a
subdirectory of the current working directory, unless the "pathname"
string contains sufficient information to specify otherwise to the
server, e.g., "pathname" is an absolute pathname (in UNIX and
Multics), or pathname is something like "<abso.lute.path>" to
TOPS-20.
REPLY CODES
The CDUP command is a special case of CWD, and is included to
simplify the implementation of programs for transferring directory
trees between operating systems having different syntaxes for
naming the parent directory. The reply codes for CDUP be
identical to the reply codes of CWD.
The reply codes for RMD be identical to the reply codes for its
file analogue, DELE.
The reply codes for MKD, however, are a bit more complicated. A
freshly created directory will probably be the object of a future
CWD command. Unfortunately, the argument to MKD may not always be
a suitable argument for CWD. This is the case, for example, when
a TOPS-20 subdirectory is created by giving just the subdirectory
name. That is, with a TOPS-20 server FTP, the command sequence
MKD MYDIR
CWD MYDIR
will fail. The new directory may only be referred to by its
"absolute" name; e.g., if the MKD command above were issued while
connected to the directory <DFRANKLIN>, the new subdirectory
could only be referred to by the name <DFRANKLIN.MYDIR>.
Even on UNIX and Multics, however, the argument given to MKD may
not be suitable. If it is a "relative" pathname (i.e., a pathname
which is interpreted relative to the current directory), the user
would need to be in the same current directory in order to reach
the subdirectory. Depending on the application, this may be
inconvenient. It is not very robust in any case.
To solve these problems, upon successful completion of an MKD
command, the server should return a line of the form:
257<space>"<directory-name>"<space><commentary>
That is, the server will tell the user what string to use when
referring to the created directory. The directory name can
contain any character; embedded double-quotes should be escaped by
double-quotes (the "quote-doubling" convention).
For example, a user connects to the directory /usr/dm, and creates
a subdirectory, named pathname:
CWD /usr/dm
200 directory changed to /usr/dm
MKD pathname
257 "/usr/dm/pathname" directory created
An example with an embedded double quote:
MKD foo"bar
257 "/usr/dm/foo""bar" directory created
CWD /usr/dm/foo"bar
200 directory changed to /usr/dm/foo"bar
The prior existence of a subdirectory with the same name is an
error, and the server must return an "access denied" error reply
in that case.
CWD /usr/dm
200 directory changed to /usr/dm
MKD pathname
521-"/usr/dm/pathname" directory already exists;
521 taking no action.
The failure replies for MKD are analogous to its file creating
cousin, STOR. Also, an "access denied" return is given if a file
name with the same name as the subdirectory will conflict with the
creation of the subdirectory (this is a problem on UNIX, but
shouldn't be one on TOPS-20).
Essentially because the PWD command returns the same type of
information as the successful MKD command, the successful PWD
command uses the 257 reply code as well.
SUBTLETIES
Because these commands will be most useful in transferring
subtrees from one machine to another, carefully observe that the
argument to MKD is to be interpreted as a sub-directory of the
current working directory, unless it contains enough information
for the destination host to tell otherwise. A hypothetical
example of its use in the TOPS-20 world:
CWD <some.where>
200 Working directory changed
MKD overrainbow
257 "<some.where.overrainbow>" directory created
CWD overrainbow
431 No such directory
CWD <some.where.overrainbow>
200 Working directory changed
CWD <some.where>
200 Working directory changed to <some.where>
MKD <unambiguous>
257 "<unambiguous>" directory created
CWD <unambiguous>
Note that the first example results in a subdirectory of the
connected directory. In contrast, the argument in the second
example contains enough information for TOPS-20 to tell that the
<unambiguous> directory is a top-level directory. Note also that
in the first example the user "violated" the protocol by
attempting to access the freshly created directory with a name
other than the one returned by TOPS-20. Problems could have
resulted in this case had there been an <overrainbow> directory;
this is an ambiguity inherent in some TOPS-20 implementations.
Similar considerations apply to the RMD command. The point is
this: except where to do so would violate a host's conventions for
denoting relative versus absolute pathnames, the host should treat
the operands of the MKD and RMD commands as subdirectories. The
257 reply to the MKD command must always contain the absolute
pathname of the created directory.
付録 III - FTP の RFC
Bhushan, Abhay, "A File Transfer Protocol", RFC 114 (NIC 5823),
MIT-Project MAC, 16 April 1971.
Harslem, Eric, and John Heafner, "Comments on RFC 114 (A File
Transfer Protocol)", RFC 141 (NIC 6726), RAND, 29 April 1971.
Bhushan, Abhay, et al, "The File Transfer Protocol", RFC 172
(NIC 6794), MIT-Project MAC, 23 June 1971.
Braden, Bob, "Comments on DTP and FTP Proposals", RFC 238 (NIC 7663),
UCLA/CCN, 29 September 1971.
Bhushan, Abhay, et al, "The File Transfer Protocol", RFC 265
(NIC 7813), MIT-Project MAC, 17 November 1971.
McKenzie, Alex, "A Suggested Addition to File Transfer Protocol",
RFC 281 (NIC 8163), BBN, 8 December 1971.
Bhushan, Abhay, "The Use of "Set Data Type" Transaction in File
Transfer Protocol", RFC 294 (NIC 8304), MIT-Project MAC,
25 January 1972.
Bhushan, Abhay, "The File Transfer Protocol", RFC 354 (NIC 10596),
MIT-Project MAC, 8 July 1972.
Bhushan, Abhay, "Comments on the File Transfer Protocol (RFC 354)",
RFC 385 (NIC 11357), MIT-Project MAC, 18 August 1972.
Hicks, Greg, "User FTP Documentation", RFC 412 (NIC 12404), Utah,
27 November 1972.
Bhushan, Abhay, "File Transfer Protocol (FTP) Status and Further
Comments", RFC 414 (NIC 12406), MIT-Project MAC, 20 November 1972.
Braden, Bob, "Comments on File Transfer Protocol", RFC 430
(NIC 13299), UCLA/CCN, 7 February 1973.
Thomas, Bob, and Bob Clements, "FTP Server-Server Interaction",
RFC 438 (NIC 13770), BBN, 15 January 1973.
Braden, Bob, "Print Files in FTP", RFC 448 (NIC 13299), UCLA/CCN,
27 February 1973.
McKenzie, Alex, "File Transfer Protocol", RFC 454 (NIC 14333), BBN,
16 February 1973.
Bressler, Bob, and Bob Thomas, "Mail Retrieval via FTP", RFC 458
(NIC 14378), BBN-NET and BBN-TENEX, 20 February 1973.
Neigus, Nancy, "File Transfer Protocol", RFC 542 (NIC 17759), BBN,
12 July 1973.
Krilanovich, Mark, and George Gregg, "Comments on the File Transfer
Protocol", RFC 607 (NIC 21255), UCSB, 7 January 1974.
Pogran, Ken, and Nancy Neigus, "Response to RFC 607 - Comments on the
File Transfer Protocol", RFC 614 (NIC 21530), BBN, 28 January 1974.
Krilanovich, Mark, George Gregg, Wayne Hathaway, and Jim White,
"Comments on the File Transfer Protocol", RFC 624 (NIC 22054), UCSB,
Ames Research Center, SRI-ARC, 28 February 1974.
Bhushan, Abhay, "FTP Comments and Response to RFC 430", RFC 463
(NIC 14573), MIT-DMCG, 21 February 1973.
Braden, Bob, "FTP Data Compression", RFC 468 (NIC 14742), UCLA/CCN,
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Bhushan, Abhay, "FTP and Network Mail System", RFC 475 (NIC 14919),
MIT-DMCG, 6 March 1973.
Bressler, Bob, and Bob Thomas "FTP Server-Server Interaction - II",
RFC 478 (NIC 14947), BBN-NET and BBN-TENEX, 26 March 1973.
White, Jim, "Use of FTP by the NIC Journal", RFC 479 (NIC 14948),
SRI-ARC, 8 March 1973.
White, Jim, "Host-Dependent FTP Parameters", RFC 480 (NIC 14949),
SRI-ARC, 8 March 1973.
Padlipsky, Mike, "An FTP Command-Naming Problem", RFC 506
(NIC 16157), MIT-Multics, 26 June 1973.
Day, John, "Memo to FTP Group (Proposal for File Access Protocol)",
RFC 520 (NIC 16819), Illinois, 25 June 1973.
Merryman, Robert, "The UCSD-CC Server-FTP Facility", RFC 532
(NIC 17451), UCSD-CC, 22 June 1973.
Braden, Bob, "TENEX FTP Problem", RFC 571 (NIC 18974), UCLA/CCN,
15 November 1973.
McKenzie, Alex, and Jon Postel, "Telnet and FTP Implementation -
Schedule Change", RFC 593 (NIC 20615), BBN and MITRE,
29 November 1973.
Sussman, Julie, "FTP Error Code Usage for More Reliable Mail
Service", RFC 630 (NIC 30237), BBN, 10 April 1974.
Postel, Jon, "Revised FTP Reply Codes", RFC 640 (NIC 30843),
UCLA/NMC, 5 June 1974.
Harvey, Brian, "Leaving Well Enough Alone", RFC 686 (NIC 32481),
SU-AI, 10 May 1975.
Harvey, Brian, "One More Try on the FTP", RFC 691 (NIC 32700), SU-AI,
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Lieb, J., "CWD Command of FTP", RFC 697 (NIC 32963), 14 July 1975.
Harrenstien, Ken, "FTP Extension: XSEN", RFC 737 (NIC 42217), SRI-KL,
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Harrenstien, Ken, "FTP Extension: XRSQ/XRCP", RFC 743 (NIC 42758),
SRI-KL, 30 December 1977.
Lebling, P. David, "Survey of FTP Mail and MLFL", RFC 751, MIT,
10 December 1978.
Postel, Jon, "File Transfer Protocol Specification", RFC 765, ISI,
June 1980.
Mankins, David, Dan Franklin, and Buzz Owen, "Directory Oriented FTP
Commands", RFC 776, BBN, December 1980.
Padlipsky, Michael, "FTP Unique-Named Store Command", RFC 949, MITRE,
July 1985.
参照
[1] Feinler, Elizabeth, "Internet Protocol Transition Workbook",
Network Information Center, SRI International, March 1982.
[2] Postel, Jon, "Transmission Control Protocol - DARPA Internet
Program Protocol Specification", RFC 793, DARPA, September 1981.
[3] Postel, Jon, and Joyce Reynolds, "Telnet Protocol
Specification", RFC 854, ISI, May 1983.
[4] Reynolds, Joyce, and Jon Postel, "Assigned Numbers", RFC 943,
ISI, April 1985.
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和訳制作:
“● [〒] 1999 by ToRA.
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